エクセルの行削除の情報まとめ
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行の削除は、Excelで最も頻繁に行う操作の1つといっても過言ではありません。行の削除は、マウスだけでなく、ショートカットやVBAでも行うことができます。
今回は、行の削除に関する様々な情報をまとめてご紹介します。
多くの行を削除したい場合も、重複した行を一度に削除したい場合も、この記事を参考にして行を削除するとよいでしょう。
通常の行の削除方法
行を削除するための通常の方法については、以下のとおりです。
作業時間:1分
行番号を選択する

行番号(例:4)を選択します。
右クリックして削除を選択する

①行番号(例:4)の上で右クリックし、②削除を選択します。
選択していた行の削除が完了

選択していた行が削除されました。
行を削除するショートカット

行の削除はマウスで行う方が多いと思いますが、ショートカットを利用することもできます。
ショートカットの使い方には、行を選択してから削除する方法と、セルを選択してから行全体を削除する方法があります。詳細については、以下の記事を参照してください。
不要な行を削除

Excelで不要な行を削除する方法はいろいろありますが、中でも比較的効率の良いのは、ジャンプダイアログボックスで削除する方法、フィルターを使用して削除する方法、シートの末尾の行まで削除する方法です。
次の記事では、行を削除するための効率的な3つの方法について説明します。
空白行を削除
空白行を詰める関数

空白行を詰めるには、以下の5つの関数を使う方法があります。
- IFFERROR関数
- INDEX関数
- SMALL関数
- IF関数
- ROW関数
5つの関数を組み合わせて空白行を詰める方法については、以下の記事を参照してください。
重複行を削除

Excelでは、重複したデータは誤認識の原因となり、そのままにしておくと業務に重大なミスをもたらす可能性があります。
マウスやアクセスキーで重複ダイアログボックスを表示させ、重複しているデータを抽出・削除する方法があります。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
1行おきに削除

データ量が多い場合、手作業で1行ずつ交互に削除していくのは非常に面倒な作業です。
以下の記事では、並べ替えおよびフィルターの機能を使って1行ごとに削除する方法について説明します。
上図では、A列に数字(1、2)が割り当てられており、一度に削除しやすいように昇順に並べ替えられています。2だけの行を選択して削除すると、1行ずつ交互に削除した結果になります。
偶数行を削除

Excelで偶数行だけ空白だったりすると、手作業で修正しなければならないことを想像するだけで途方に暮れてしまいます。
しかし、MOD関数を使えば、偶数行を数値で表示することができ、簡単に削除することができます。
以下では、MOD関数を使って偶数行を削除する方法を紹介します。
行を大量に削除

大量の空白行や不要なデータを削除し、必要な行だけを保存したいと考える方も多いのではないでしょうか。
行データを減らすことで、重いPCの動作がスムーズになり、作業中の画面フリーズを防ぐことができます。
行を大量に削除する方法については、以下の記事を参照してください。
VBAを使って行を削除

Excelでデータを管理している方の中には、定期的に同じ行を何度も削除するのが面倒だと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以下の記事では、Excelで指定した行や空白行をVBAのコードで削除する方法を解説しています。
行を削除すると関数がずれる

行を削除すると、ずれによってExcelの計算が正しく参照されず、エラーが表示されることがあります。
以下の記事では、OFFSET関数とINDIRECT関数をそれぞれ使って、エラーを回避する方法を説明します。
行を削除できない

Excelで行を削除できない状況に遭遇したとき、煩わしさを感じる人も多いのではないでしょうか。
以下の記事では、エクセルの行を削除できないときの対処法を紹介します。見出しの行が削除できないとき、シートが保護されているときの対処法を説明します。