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エクセルの近似曲線に関する情報まとめ

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この記事では、エクセルの近似曲線に関する様々な情報をまとめて紹介します。

近似曲線とは、エクセルのグラフにおいてデータの推移をおおまかに表した線を指し、「線形」や「指数」など様々な近似曲線をグラフに追加することが出来ます。

今回は主に「線形」の近似曲線を使ってご説明しています。

近似曲線が利用できるグラフの種類

近似曲線は一部のグラフでは利用できません。

近似曲線を追加できるグラフは、以下の通りです。

  • 縦棒グラフ
  • 横棒グラフ
  • 折れ線グラフ
  • 散布図
  • バブルチャート

散布図に近似曲線を追加する方法

散布図に近似曲線を追加する方法をご説明します。

作業時間:5分

  1. グラフ要素を追加する

    近似曲線を追加する

    上の画像のような散布図を準備します。①【グラフ】、②【グラフのデザイン】タブの順に選択します。③【グラフ要素を追加】、④【近似曲線】、⑤【任意の種類(例:線形)】の順に選択します。

  2. 散布図に近似曲線が追加される

    散布図に近似曲線が表示される

    これで、散布図に近似曲線が表示されます。

近似曲線で未来を予測

近似曲線を使って未来のデータを予測する方法をご紹介します。

今回は、1月から6月までの売上金額のグラフを使って7月と8月の売上金額を予測する方法を例に挙げます。

線形を選択する

まずは売上金額グラフを、任意の種類のグラフで作成しておきましょう。

①【グラフ】、②【グラフのデザイン】タブの順に選択します。

③【グラフ要素を追加】、④【近似曲線】、⑤【任意の種類(例:線形)】の順に選択します。

ダブルクリックする

これで、グラフに近似曲線が追加されました。

「近似曲線」を【ダブルクリック】します。

前方補外に入力する

画面右端に「近似曲線の書式設定」画面が表示されます。

①【近時曲線のオプション】を選択します。

「予測」の「前方補外」に任意の数字を入れると、その月数分の予測をすることが出来ます。

②今回は7月と8月の予測がしたいので「2か月分」という意味で『2』と入力し、Enterを押します。

③「グラフに数式を表示する」に【チェックマーク】を入れます。

月数を入力しておく

グラフに「y = 105714x + 653333」という数式が表示されました。

今回の「x」は月、「y」は売上金額を表しているので、「x」に月数を代入することで売上金額の予測ができます。

計算をする前に、【表外の任意のセル(例:B4セルからI4セル)】を選択し、予測したい月までの『月数(例:1から8)』を入力しておきましょう。

数式を入力する

次に、式を入力します。

「y = 105714x + 653333」の「=」以降に月数を代入して入力します。

【7月分の予測を表示したいセル(例:H3セル)】に『=105714*H4+653333』と入力し、Enterを押します。

オートフィルでコピーする

式が完成したら、オートフィルでコピーします。

【関数が入ったセル(例:H3)】を選択し、セルの右下にある「■(フィルハンドル)」を右方向へ【ドラッグ】します。

カンマを入れる

見やすいように、桁区切りスタイルを適用させましょう。

①【対象のセル範囲(例:H3セルからI3セル)】、②【桁区切りスタイル】の順に選択します。

予測が完了する

これで、1月から6月までの売上金額を利用して、7月と8月の売上の予測をすることが出来ました。

数式から傾きを求める

数式から傾きを求める方法は以下の通りです。

近似曲線を追加する

任意のグラフを準備します。

①【グラフ】、②【グラフのデザイン】タブの順に選択します。

③【グラフ要素を追加】、④【近似曲線】、⑤【線形】の順に選択します。

ダブルクリックする

グラフに近似曲線が追加されました。

「近似曲線」を【ダブルクリック】します。

チェックマークを入れる

画面右端に「近似曲線の書式設定」画面が表示されます。

①【近似曲線のオプション】を選択し、②「グラフに数式を表示する」に【チェックマーク】を入れます。

数式をチェックする

グラフに「y=ax+b」の一次方程式が表示されました。

「a」に入っている値が「傾き」になるので、今回は「105714」が答えになります。

これで数式から傾きを求めることが出来ました。

近似曲線を伸ばす方法

近似曲線を任意の方向に延長する方法をご説明します。

今回は近似曲線を後方に伸ばす方法を例に挙げます。

近似曲線をダブルクリック

近似曲線を追加したグラフを準備します。

「近似曲線」を【ダブルクリック】します。

任意の数値を入力する

画面右端に「近似曲線の書式設定」画面が表示されます。

①【近似曲線のオプション】を選択し、②「予測」の「後方補外」に『任意の数(例:3)』を入力しEnterを押します。

近似曲線が伸びる

これで、近似曲線を延長することができました。

近似曲線の2本の交点を求める

近似曲線の2本の交点は、数式を連立方程式として解けば求めることが出来ます。

方法は以下の通りです。

ダブルクリックする

今回は上の画像のようなグラフを例に挙げて2点の交点を求めます。

まずはそれぞれの数式を表示させましょう。

「近似曲線」を【ダブルクリック】します。

チェックマークを入れる

画面右端に「近似曲線の書式設定」画面が表示されます。

①【近似曲線のオプション】を選択し、②「グラフに数式を表示する」に【チェックマーク】を入れます。

もう一方の近似曲線もダブルクリックする

グラフに戻ります。

「もう一方の近似曲線」を【ダブルクリック】します。

チェックマークを入れる

画面右端に「近似曲線の書式設定」画面が表示されます。

①【近似曲線のオプション】を選択し、②「グラフに数式を表示する」に【チェックマーク】を入れます。

数式が表示される

これで、赤い矢印で示したように2つの近似曲線の数式が表示されました。

この2つの数式を連立方程式として解きます。

以下は代入法で解を求めた例です。

Aの近似曲線がy=4x-2
Bの近似曲線がy=-4x+14

AをBに代入してxの値を求めます。
(4x-2)=-4x+14
4x-2=-4x+14
4x+4x=14+2
8x=16
x=2

次にx=2をAの数式に代入して、yの値を求めます。
y=(4×2)-2
y=8-2
y=6

x=2、y=6が求められたので
(x,y)=(2,6)

これで、近似曲線の交点を求めることができました。

近似曲線が追加できない場合

近似曲線は以下のグラフでは追加できません。

対象のグラフが以下のグラフにあてはまる場合は、データやグラフを見直して再度作成し直しましょう。

  • 積み上げ縦棒グラフ
  • 積み上げ横棒グラフ
  • 円グラフ
  • ドーナツグラフ
  • 箱ひげ図

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