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エクセルで日付が空白なら空白にする方法

エクセルでは、参照先が空白にも関わらず、数式や関数が機能してしまい結果が表示されることがあります。

この記事では、エクセルで日付が空白なら空白にする方法をご紹介します。

「IF関数で日付を判定する際に空白でも結果が返ってしまう」場合などにご活用ください。

エクセルで日付が空白でも空白にならない場合

空白の場合でもIF関数が返ってしまう

上記画像のB2セルからB10セルでは、IF関数の条件にTODAY関数を用いて、イベント開催日が今日(2023/10/2)から「1週間以内」か「以降」かを判定しています。

しかしC4セル、C8セルは開催日が空白となっているにも関わらず、IF関数によって判定結果が返ってしまっています。

このように、IF関数を使って日付を判定する場合などに、参照しているセルが空白なのにも関わらず結果が返ってしまうことがあります。

以下で、参照先が空白なら結果も空白にする方法をご紹介します。

エクセルで日付が空白なら空白にする方法

IF関数を使って、参照先が空白なら結果も空白のまま、日付を判定する方法をご紹介します。

IF関数を2つ使って数式を入力する

今回は、上記画像B2セルからB10セルに入力されている日付が、今日(2023/10/2)から「1週間以内」か「1週間以降」かを判定し、日付が空白なら判定結果も空白のままにします。

C2セルに「=IF(B2="","",IF(B2<=TODAY()+7,"1週間以内","以降"))」を入力し、Enterを押します。

IF関数の書式は「=IF(論理式,値が真の場合,[値が偽の場合])」です。

論理式には、判定をしたい日付(B2)と空白を意味する「""」を「=」でつなぎ、値が真の場合に「""」を入力することで、参照先が空白なら判定結果も空白が返ります。

そして値が偽の場合に、本来入力しようとしていた数式を挿入します。

今回の「IF(B2<=TODAY()+7,"1週間以内","以降")」は、参照する日付が今日(2023/10/2)から1週間以内なら「1週間以内」を、それ以降なら「以降」を返すという数式になります。

IF関数の詳細については、以下の記事でご紹介しています。

ExcelのIF関数の使い方|論理式の条件(IF文)によって処理を分岐

数式をオートフィルでコピーする

入力した数式によって、C2セルに判定結果が返りました。

B2セルの「2023/10/7」は条件に指定した「今日(2023/10/2)から1週間以内」に一致するので、「1週間以内」が表示されています。

次に、他のセルにも数式を適用して、それぞれの日付を判定します。

C2セル右下のフィルハンドルを下にドラッグします。

日付が空白なら空白のままでIF関数を適用することができた

C3セルからC10セルにも数式が適用され、それぞれの日付の判定結果が返りました。

条件の「今日(2023/10/2)から1週間以内」に一致する日付は「1週間以内」、一致しない日付には「以降」が表示され、日付が空白の場合には判定結果も空白のままになっています。

参照先が空白なら空白のままにして、IF関数で日付を判定することができました。

関数を組み合わせて日付が空白なら空白にする方法

IF関数とISBLANK関数を組み合わせて、参照先が空白なら結果も空白のまま、日付を判定する方法をご紹介します。

IF関数とISBLANK関数を使って数式を入力する

今回は、上記画像B2セルからB10セルに入力されている日付が、今日(2023/10/2)から「1週間以内」か「1週間以降」かを判定し、日付が空白なら判定結果も空白のままにします。

C2セルに「=IF(ISBLANK(B2),"",IF(B2<=TODAY()+7,"1週間以内","以降"))」を入力し、Enterを押します。

IF関数の書式は「=IF(論理式,値が真の場合,[値が偽の場合])」です。

論理式には、ISBLANK関数を使って判定したい日付(B2)を参照し、値が真の場合に空白を意味する「""」を入力することで、参照先が空白なら判定結果も空白が返ります。

ISBLANK関数の詳細は、以下の記事でご紹介しています。

ExcelのISBLANK関数の使い方|空白セルかどうかを確認する

そして値が偽の場合に、本来入力しようとしていた数式を挿入します。

今回の「IF(B2<=TODAY()+7,"1週間以内","以降")」は、参照する日付が今日(2023/10/2)から1週間以内なら「1週間以内」を、それ以降なら「以降」を返すという数式になります。

数式をオートフィルでコピーする

入力した数式によって、C2セルに判定結果が返りました。

B2セルの「2023/10/7」は条件に指定した「今日(2023/10/2)から1週間以内」に一致するので、「1週間以内」が表示されています。

次に、他のセルにも数式を適用して、それぞれの日付を判定します。

C2セル右下のフィルハンドルを下にドラッグします。

日付が空白なら空白のままでIF関数を適用できた

C3セルからC10セルにも数式が適用され、それぞれの日付の判定結果が返りました。

条件の「今日(2023/10/2)から1週間以内」に一致する日付は「1週間以内」、一致しない日付には「以降」が表示され、日付が空白の場合には判定結果も空白のままになっています。

IF関数とISBLANK関数を組み合わせて、参照先が空白なら空白のままにして、日付を判定することができました。