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エクセルで営業日を計算する方法
営業日の計算は、ビジネスにおいて重要な要素の一つです。特に売上や納品などのスケジュール管理において、正確な営業日の計算が求められます。
エクセルを利用することで、簡単に営業日を計算する方法があります。この記事では、エクセルを使った営業日の計算方法を詳しく解説していきます。
エクセルで営業日を計算する方法
エクセルで営業日を計算する方法をご紹介します。
土日祝日・特定の曜日を除いた営業日を計算する
上図は、「日曜」と「祝日」が休みの場合の7月の営業日数を「営業日数」に算出した例です。
下記の記事「NETWORKDAYS関数(営業日の計算)」セクションでは、以下のケースの営業日を計算する方法をご紹介しています。
- 土日休みの場合
- 土日祝日休みの場合
- 特定の曜日が休みの場合
「土日祝休みの場合」の計算では、「祝日一覧」を作成する必要があります。
下記の記事では、祝日一覧のエクセルデータをダウンロードすることができますので、ぜひご活用ください。
指定期間内の営業日を計算する
「作業開始日」から「納品予定日」までの作業可能な日数を求める場合を例にご説明します。下記は、土日祝日休みの場合の営業日数で計算した例です。
上図の「作業開始日」と「納品予定日」から、作業ができる営業日を算出したい場合を例にご説明します。
同じシートの任意の場所(例:I2:L21)に、祝日一覧を作成します。
下記の記事では、エクセルで祝日をWEBページから自動的に表示させる方法をご紹介していますので、参考にしてみてください。
G3セルに「=NETWORKDAYS(E3,F3,I2:I21)」と入力し、Enterを押します。
NETWORKDAYS関数とは、開始日から終了日までの期間で、土/日等を除く稼働日を求める関数です。
NETWORKDAYS関数の書式は「=NETWORKDAYS(開始日,終了日,[祭日])」のように記述し、最大3つの引数を使用します。
Excelで給与計算をしている方などは、NETWORKDAYS関数を使用すると稼働日をスムーズに求められるようになります。
G2セルに、指定期間内の営業日数を算出することができました。
締め日から営業日を逆算する
上図の「納品日」に間に合うように、「所要日数」の「5」営業日前に出荷する必要があります。「納品日」から逆算した「出荷日」を求める方法を以下でご説明します。
G3セルに「=WORKDAY(E3,-(F3)」と入力し、Enterを押します。
所要日数を逆算した「出荷日」を求めることができました。