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エクセルの入力フォームテンプレートの作り方
Excelで住所録や顧客情報を作成する際に、セルの移動やシートをスライドさせるという動作をせず、キーボード操作のみで入力するものをフォーム機能と言います。
フォーム機能を使用すると操作の時間短縮はもちろんですが、たくさんのデータの入力ミスを防ぐこともできるので、ぜひ活用してみてください。
エクセルの入力フォームテンプレートの作り方
フォーム機能をツールバーに表示させる方法
通常のExcelではフォーム機能は表示されていないので、表示設定の手順から説明します。
![クイックアクセスツールバーユーザー設定](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-input-form-template1.png)
①Excelウィンドウ左上の「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」をクリック、②「その他のコマンド」を選択します。
![Excelのオプションからフォームを追加](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-input-form-template2.png)
Excelのオプションが表示されました。
①コマンドの選択で「すべてのコマンド」、②「フォーム」、③「追加」、④「OK」ボタンの順にクリックします。
![フォーム機能が表示された](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-input-form-template3.png)
フォーム機能がツールバーに表示されました。
入力フォームの作成方法
ここでは住所録を例に入力フォームの作成手順を説明します。
![フォームを選択](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-input-form-template4.png)
①入力したいセルをクリックし、②クイックアクセスツールバーの「フォーム」を選択します。
![ポップアップウィンドウでOKボタンをクリック](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-input-form-template5.png)
ポップアップウィンドウが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。
![入力フォームに入力する](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-input-form-template6-1.png)
データ入力するためのフォームが表示されました。
①見出しに沿って入力し、②「新規」ボタンをクリックすると次のデータを入力することができます。
データ入力をするときに、Tabキーを押すと次の項目、Shift+Tabキーを押すと1つ前の項目に戻ることができます。マウスを使って操作するより時間短縮になります。
![閉じるをクリック](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-input-form-template8.png)
データ入力を終了する場合は「閉じる」ボタンまたは「×」をクリックします。
![データが入力された](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-input-form-template9.png)
データが入力されました。