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エクセルで引き算をするときに条件を指定する関数

エクセルで、特定の条件を満たすデータのみを抽出して引き算をしたい場合があります。

例えば、C列で100より大きいデータだけを引き算したいとき、りんご以外のデータを引き算したいとき、など条件をつけたいときです。

この記事では、エクセルで引き算をするときに条件を指定する関数をご紹介します。

エクセルで引き算をするときに条件を指定する関数

エクセルで引き算をするときに条件を指定する関数をご紹介します。

IF関数

条件を指定する関数として、IF関数が代表的です。

IF関数は指定した条件を満たしている(真)場合と満たしていない(偽)場合の結果を表示できます。

IF関数の書式は「=IF(論理式,値が真の場合,[値が偽の場合])」のように記述します。

使用例

IF関数を使って引き算をする例をご紹介します。

IF関数を使って引き算をする例

上の画像はある青果店の8月販売価格一覧表です。

E列には計算式「=IF(C3>100,C3-D3,"-")」が入っており、「C3>100」という条件を指定しています。

この条件は、C列の値が100より大きい場合のデータのみ抽出するという意味です。

よってE列には「C列の値が100より大きい」という条件を満たしている場合に、D列の値引き額を引いた価格が表示されます。100以下の場合は、「-」と表示されます。

このように1つの条件で引き算をする際にIF関数を使用できます。

IF関数については、以下の記事で詳しく説明しています。

ExcelのIF関数の使い方|論理式の条件(IF文)によって処理を分岐

IF関数で複数の条件を指定する関数

IF関数にAND関数やOR関数、NOT関数を組み合わせることで、より細かく条件を指定することができます。

AND関数

IF関数に、AND関数を組み合わせることができます。

AND関数は指定した複数の条件をすべて満たす場合は真(TRUE)を返し、そうでない場合は偽(FALSE)を返します。

AND関数の書式は「=AND(論理式1, 論理式2, …, 論理式255)」のように記述します。

使用例

IF関数とAND関数を使って引き算をする例をご紹介します。

AND関数を使って引き算をする例

上の画像のE列には計算式「=IF(AND(C3>100,D3>20),C3-D3,"-")」が入っており、「AND(C3>100,D3>20)」という条件を指定しています。

この条件は、C列の値が100より大きい、かつ、D列の値が20より大きい場合のデータのみ抽出するという意味です。

よってE列には「C列の値が100より大きい」「D列の値が20より大きい」という条件をすべて満たしている場合に、D列の値引き額を引いた価格が表示されます。どれも当てはまらなければ「-」と表示されます。

このように複数の条件があり、すべて満たす場合に引き算をする際にAND関数を使用できます。

ExcelのIF関数と組みわせたAND関数(AかつB)の使い方

OR関数

IF関数に、OR関数を組み合わせることができます。

OR関数は指定した複数の条件のうち、少なくともひとつを満たす場合は真(TRUE)を返し、そうでない場合は偽(FALSE)を返します。

OR関数の書式は「=OR(論理式1, 論理式2, …, 論理式255)」のように記述します。

使用例

IF関数とOR関数を使って引き算をする例をご紹介します。

OR関数を使って引き算をする例

上の画像のE列には計算式「=IF(OR(C3>100,D3>20),C3-D3,"-")」が入っており、「OR(C3>100,D3>20)」という条件を指定しています。

この条件は、C列の値が100より大きい、または、D列の値が20より大きい場合のデータのみ抽出するという意味です。

よってE列には「C列の値が100より大きい」「D列の値が20より大きい」という条件のいずれかを満たしている場合に、D列の値引き額を引いた価格が表示されます。どちらも当てはまらなければ「-」と表示されます。

このように複数の条件があり、少なくともひとつを満たす場合に引き算をする際にOR関数を使用できます。

ExcelのIF関数と組みわせたOR関数(AまたはB)の使い方

NOT関数

IF関数に、NOT関数を組み合わせることができます。

NOT関数は指定した複数の条件を満たしていない場合は真(TRUE)を返し、そうでない場合は偽(FALSE)を返します。

NOT関数の書式は「=NOT(論理値)」のように記述します。

使用例

IF関数とNOT関数を使って引き算をする例をご紹介します。

NOT関数を使って引き算をする例

上の画像のE列には計算式「=IF(NOT(B3="りんご"),C3-D3,"-")」が入っており、「NOT(B3="りんご")」という条件を指定しています。

この条件は、B列でりんご以外のデータを抽出するという意味です。

よってE列には「B列でりんご以外」という条件を満たしている場合に、D列の値引き額を引いた価格が表示されます。りんごの場合は、「-」と表示されます。

このように特定の値と等しくない場合に引き算をする際にNOT関数を使用できます。