エクセルで画像をセルに固定する方法

エクセルで画像を挿入すると、セルの大きさが変わると画像がずれてしまうことがあります。そこで、画像をセルに固定する方法を紹介します。

画像をセルに固定すれば、行の高さなどを変更しても画像は一定の位置に留まります。

エクセルの便利な機能を使えば、レポートやデータ分析の際にも見やすく整理することができます。

上記はエクセルで作成した表です。例えば、このように表に画像を貼り付けたとします。

通常、貼り付けた画像はセルに固定されていない限り、貼り付けた場所に留まります。

そのため、編集の途中で行の高さや列の幅を変えてしまうと、画像だけが動かず、上記のようにセルからずれてしまうことがあります。

画像のズレを防ぐには、以下のいずれかの方法で画像をセルに固定する必要があります。

すでに貼ってある画像を固定したい場合、セル内に配置を有効にする方法がもっとも簡単です。詳しくは以下の通りです。

①固定したい画像を選択し、②「セル内に配置」を選択します。

これにより、行の高さや列の幅を変更しても、画像がセルからずれなくなりました。

図の書式設定から固定する方法もあります。詳しくは以下の通りです。

①固定したい画像を右クリックし、②「図の書式設定」を選択します。

①「サイズのプロパティ」、②「セルに合わせて移動やサイズ変更をする」の順に選択します。

これにより、行の高さや列の幅を変更しても、画像がセルからずれなくなりました。

まだ画像を貼り付けていない場合は、貼り付ける際にセルに配置するよう設定する方法がおすすめです。詳しくは以下の通りです。

①画像を挿入したいセル（例：D3）を選択し、②「挿入」タブ、③「画像」、④「セルに配置」、⑤任意の画像の挿入元（例：このデバイス）を順に選択します。

これにより、行の高さや列の幅を変更しても、画像がセルからずれなくなりました。