• 公開日:

Excelで左から何文字を削除する方法

Excelで不要な接頭辞や固定の文字列を取り除く際、左から特定の文字数を削除する方法が便利です。

この記事では、Excelの関数を使って左から何文字を削除する方法を解説します。

手順を理解すれば、簡単に文字列の整形作業を行うことができるので、ぜひ参考にしてみてください。

Excelで左から何文字を削除する方法

Excelで左から何文字を削除する方法をご紹介します。

左から何文字分を削除する方法

左から何文字分を削除する方法は、以下のとおりです。

関数を入力する

A2セルの文字列「あいうえおかきくけこ」の左から5文字分を削除したい場合を例にご説明します。

任意のセル(例:B2)に「=RIGHT(A2,LEN(A2)-5)」と入力し、Enterを押します。

LEN関数で文字列の文字数を取得します。RIGHT関数は「文字数-5」を文字数として受け取るので、右から残りの5文字分だけを抽出します。

RIGHT関数は、文字列の右端(末尾)から指定した数の文字を取り出すことができる関数です。

ExcelのRIGHT関数の使い方|文字列の右側から指定した文字数を返す

左から5文字分を削除できた

左から5文字分を削除することができました。

左から何文字目を削除する方法

左から何文字目を削除する方法は、以下のとおりです。

関数を入力する

A2セルの文字列「あいうえおかきくけこ」の左から5文字目を削除したい場合を例にご説明します。

任意のセル(例:B2)に「=REPLACE(A2,5,1,"")」と入力し、Enterを押します。

REPLACE関数とは、対象の文字列の中で指定された文字数を新しい文字に置き換える関数です。

書式が「=REPLACE(文字列,開始位置,文字数,置換文字列)」となるため、「5」文字目の「1」文字分だけを「""(空白)」に置き換える(=削除)設定にします。

REPLACE関数を使うことで、多くのデータが入力されたリストを書き換えることができる便利な関数です。

ExcelのREPLACE関数の使い方|指定した文字数の文字を置換する

左から5文字目を削除できた

左から5文字目を削除することができました。

関数を入力する

REPLACE関数で「左から5文字目、5文字分」を削除したい場合は、「=REPLACE(A2,5,5,"")」と入力し、Enterを押します。

左から5文字目を削除できた

左から5文字目、5文字分を削除することができました。