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スプレッドシートで行を追加するショートカットができない場合

この記事では、Google スプレッドシートで行を追加するショートカットができない原因と対処法を紹介します。

行を追加する操作は使う頻度も高く、ショートカットで行を追加できないと何かと不便です。

押すキーをもう一度確認するなど、簡単な対処で解決する場合もありますのでお試しください。

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スプレッドシートで行を追加するショートカットができない場合

押すキーを確認してみる

行を追加するショートカットが使えない

スプレッドシートで行を追加するショートカットを使うと、なぜか画面が10%ずつ拡大する場合は、一度ショートカットキーが合っているか確認をしてみましょう。

特に、同じ表計算ソフトで有名なMicrosoft Excelで使えるショートカットキーを押すと、このような現象が発生しやすいです。

ExcelではCtrl + Shift + +(プラス)で行を追加できますが、スプレッドシートでは画面が拡大されてしまいます。

Excelとスプレッドシートではショートカットが異なることがありますので、注意しましょう。

スプレッドシートで行を追加するショートカットは、以下の記事で紹介していますのでご覧ください。

スプレッドシートで行を追加(挿入)するショートカット

また、いつもExcelで使っているショートカットをスプレッドシートで使いたい場合は、以下の「互換ショートカットを有効にする」という対処法を試してみてください。

互換ショートカットを有効にする

Google スプレッドシートの「互換ショートカット」という機能を有効にすると、Excelなど他アプリで使えるショートカットをスプレッドシートでも使えるようになります。

普段使っているショートカットをそのままスプレッドシートでも使いたい場合は、以下の手順を参考に互換ショートカットを有効にしましょう。

ショートカットリストを表示する

Ctrl + /(スラッシュ)を押します。すると、上記画像のようなショートカットリストが表示されます。

互換ショートカットを有効にすると、赤い矢印で示してある灰色の文字のキーが使えるようになります。

機能を有効にするには、「スプレッドシートの互換ショートカットを有効にする」の横にあるスイッチを選択します。

互換ショートカットが有効になった

スイッチの色が緑色になり、互換キーが有効になりました。灰色の文字も黒く変化し、使えるようになりました。

実際に互換キーを使って行を追加してみましょう。

これまで通りのショートカットで行を追加できる

スプレッドシートの編集画面に戻ります。

任意の行(例:4)を選択したあと、Excelの行を追加するショートカットであるCtrl + Shift + +(プラス)を押します。

すると画面が拡大することなく、問題なく行が追加されるようになります。