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エクセルのマクロで印刷ボタンを作る方法
この記事では、エクセルのマクロで印刷ボタンを作る方法をご紹介しています。
ワンクリックで印刷が開始される印刷ボタンがシート上にあると大変便利です。
具体的なコード例や設置方法をご説明しています。
開発タブを表示する

マクロで印刷ボタンを作成するとき、「開発」タブを使用します。
上記の画像のような「開発」タブが表示されていない場合は、設定をして表示させましょう。
詳細は、以下の記事を参考にしてください。
印刷するコード
VBAで印刷するコードを下記に記載するので、コピーして使用してください。
Sub 印刷ボタン()
' アクティブなシートを印刷
ActiveSheet.PrintOut
End Sub
詳しい方法は、下記「エクセルのマクロで印刷ボタンを作る方法」セクションでご紹介しています。
このVBAコードを使用すると、アクティブなシートが印刷されます。
また、上記のコードでは印刷設定に関するオプションは指定されていません。
必要に応じて、印刷範囲/印刷枚数/用紙サイズ/印刷方向などの印刷設定を追加できます。
エクセルのマクロで印刷ボタンを作る方法
エクセルのマクロで印刷ボタンを作る方法をご説明します。
作業時間:2分
ファイルタブを選択する

Excelファイルをマクロが有効なファイルとして保存します。ファイルタブを選択します。
参照を選択する

①名前を付けて保存、②参照の順に選択します。
マクロ有効ブックとして保存する

「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されました。①ファイルの保存場所(例:デスクトップ)を選択し、②任意のファイル名(例:表9)を入力します。③ファイルの種類で「Excel マクロ有効ブック」を選択し、④OKボタンを押します。
Visual Basicを選択する

コードを登録します。①開発タブ、②Visual Basicの順に選択します。
標準モジュールを挿入する

「Microsoft Visual Basic for Applications」が表示されました。①挿入タブ、②標準モジュールの順に選択します。
コードを入力する

「標準モジュール」が表示されました。上記「印刷するコード」のコードをコピーし貼り付けます。
マクロを保存する

①ファイルタブ、②上書き保存の順に選択します。
ボタンを挿入する

編集画面に戻りボタンを挿入します。①開発タブ、②挿入、③ボタンの順に選択します。
ボタンの位置を決める

カーソルが十字マークになったらマクロボタンを描画できる状態になるので、印刷ボタンを設置したい場所でドラッグします。
ボタンにマクロを紐付けする

「マクロの登録」ダイアログボックスが表示されました。①作成したマクロ(例:印刷ボタン)、②マクロの保存先で作業中のファイル(例:表9)の順に選択します。③OKボタンを押します。
ボタンのテキストを編集する

ボタンが設置されました。ボタンの名称を変更して分かりやすくします。①ボタンの上で右クリックし、②テキストの編集の順に選択します。
ボタンのテキストを入力する

①任意のボタンの名称(例:印刷)を入力し、②他のセルを選択し確定します。印刷ボタンを押すと印刷が開始されます。
実際に印刷して確認する

印刷ボタンを押すと、アクティブなシートが印刷されました。
Excelでマクロボタンを作成/編集/削除する方法
以下の記事では、Excelでマクロボタンを作成/編集/削除する方法をご紹介しています。
マクロボタンの文字の大きさやスタイルを編集する方法もご紹介しています。
よくあるトラブルや削除の方法もご説明していますので、マクロボタンを使いこなしたい方は参考にしてみてください。