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エクセルで偶数行を削除する方法

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Excelでデータが2行ずつ同じになってしまったり、偶数行だけ空白だったりすると、手動で修正することを想像しただけで途方に暮れてしまいます。

しかし、MOD関数を使えば偶数行を数値で表示することができ、簡単に削除することができます。

今回は、MOD関数を使って、偶数行を削除する方法を紹介します。この方法では、大量の偶数行を短時間で削除することが可能です。

奇数行と偶数行を区別する関数

このセクションでは、奇数行と偶数行を判別させるための関数についてご説明します。

まず、行番号をセルに数値で返す関数はROW関数です。例えば1行目のセルであればA1セルでもB1セルでも1、2行目のセルであればA2セルでもB2セルでも2の数値で返すことができます。

ROW関数についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

ExcelのROW関数の使い方|セルの行番号を求める

この数値を、MOD関数を使って2で除算する(割る)と、偶数行は0(奇数行は1)で返されるので、偶数行の取得が可能です。

その後、0の数値のみフィルターで抽出して削除すれば、簡単に偶数行のみ削除できます。

MOD関数についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

ExcelのMOD関数の使い方|割り算の余りを求める

偶数行を削除する方法

Excelで偶数行のデータを削除する方法については、以下を参照してください。

作業時間:2分

セルを選択する

セルを選択する

今回は、商品コード/商品名/単価が入力されている表(3行目より下)から偶数行を削除します。商品コード1001の隣にあるセル(例:A3)を選択します。

MOD関数を入力する

数式バーにMOD関数を入力する

ここでは、数式バーにMOD関数を入力します。MOD関数の書式は、=MOD(数値,除数)です。行番号(数値)を2(除数)で割って、余りを0としたセルが偶数行となります。数式バーに、=MOD(ROW(),2)を入力します。

A3セルからオートフィルを行う

MOD関数をオートフィルする

Ctrl + Enterを押すと、奇数行のA3セルには1が表示されました。A3セルの右下隅にカーソルを合わせ、商品コード1008の行までドラッグします。

フィルターを選択する

フィルターを選択する

A3~A10セルまで1と0の数値が交互に表示されました。①タイトル行にある任意のセル(例:A2)を選択します。②ホームタブ、③並べ替えとフィルター、④フィルターの順に選択します。

1のチェックマークを外す

1のチェックマークを外す

タイトル行に▼がそれぞれ表示されました。①A2セルの▼を選択し、②1のチェックマークを外し、OKボタンを押します。

0を含む行番号を選択する

偶数の行を選択する

A列に0の数値を含む偶数行のみが残りました。A列の0を含む行番号(例:4,6,8,10)を選択します。

A列のフィルターのマークを押す

▼とフィルターのマークを選択する

Ctrl + -(マイナス)を押すと、選択されていた行が削除されます。 A列のフィルターのマークを押します。

1のチェックボックスにチェックマークを入れる

1にチェックマークを入れる

メニューが表示されますので、①1のチェックボックスにチェックマークを入れ、②OKボタンを押します。

A列の数値を含むセル選択する

MOD関数が入力されたセルを選択する

先ほど奇数行にあったデータのみが残りました。A列の数値(関数)は不要になったので、A3~A6セルを選択します。

タイトル行の任意のセルを選択する

フィルターを解除する

Deleteを押すと、A3~A6セルの数値(関数)は削除されました。ここではフィルターを解除したいので、フィルターがかかっているタイトル行の任意のセル(例:A2)を選択します。

偶数行が削除されたデータが完成

偶数行を削除

Alt + H + S + Fを押すとフィルターが解除されます。偶数行が削除された状態のデータが完成しました。