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エクセルでフィルター後の個数をカウントする方法

この記事では、エクセルでフィルター後の個数をカウントする方法をご紹介します。

フィルター後の個数をカウントすることによって、抽出したデータの量などが一目でわかります。

以下では、関数を使ってフィルター後の個数をカウントする方法、テーブル設定からフィルター後の個数をカウントする方法をご紹介しています。

エクセルでフィルター後の個数をカウントする方法

フィルターで抽出後のデータの数をカウントする方法をご紹介します。データのカウントを行う場合には関数を使用すると、効率良く行うことができます。

空白セル(例:C11セル)に「=SUBTOTAL(3,C2:C10)」と入力し、Enterを押します。SUBTOTAL関数の書式は、「=SUBTOTAL(集計方法,参照1,...)」です。集計方法の引数には、データの個数を集計する引数である「3」を設定します。参照1にデータの個数をカウントしたいセル範囲を指定します。

SUBTOTAL関数を入力したセルにデータの個数がカウントされました。試しに都道府県で絞り込んでみます。都道府県のフィルターを選択します。

愛知県にだけチェックマークを入れ、②OKボタンを押します

愛知県のデータだけが絞り込まれ、フィルター後のデータの個数のみがカウントされました。

テーブル設定からフィルター後の個数をカウントする方法

フィルターで抽出後のデータの個数をテーブル設定からカウントする方法をご紹介します。

挿入タブからテーブルを選択する

まずは、テーブルを設定します。

表の左上のセル(例:A1セル)、②挿入タブ、③テーブルの順に選択します。

OKボタンを押す

「テーブルの作成」ダイアログボックスが表示されました。

フィルターを設定したセル範囲が指定されていることを確認して、OKボタンを押します。

テーブルデザインから集計行にチェックを入れる

表にテーブルが設定されました。

次に、データの個数をカウントする集計行を設定していきます。

表の左上のセル(例:A1セル)、②テーブル デザインタブの順に選択し、③集計行にチェックマークを入れます

フィルターを選択する

集計行が追加されました。

次に、都道府県の絞り込みをしてみます。

都道府県のフィルターを選択します。

愛知県だけを絞り込む

愛知県にだけチェックマークを入れ、②OKボタンを押します

フィルタ後の個数がカウントされた

愛知県のデータだけが絞り込まれ、フィルター後のデータの個数のみがカウントされました。