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エクセルでフィルター後の個数をカウントする方法
この記事では、エクセルでフィルター後の個数をカウントする方法をご紹介します。
フィルター後の個数をカウントすることによって、抽出したデータの量などが一目でわかります。
以下では、関数を使ってフィルター後の個数をカウントする方法、テーブル設定からフィルター後の個数をカウントする方法をご紹介しています。
エクセルでフィルター後の個数をカウントする方法
フィルターで抽出後のデータの数をカウントする方法をご紹介します。データのカウントを行う場合には関数を使用すると、効率良く行うことができます。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method1.png)
空白セル(例:C11セル)に「=SUBTOTAL(3,C2:C10)」と入力し、Enterを押します。SUBTOTAL関数の書式は、「=SUBTOTAL(集計方法,参照1,...)」です。集計方法の引数には、データの個数を集計する引数である「3」を設定します。参照1にデータの個数をカウントしたいセル範囲を指定します。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method2.png)
SUBTOTAL関数を入力したセルにデータの個数がカウントされました。試しに都道府県で絞り込んでみます。都道府県のフィルターを選択します。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method3.png)
①愛知県にだけチェックマークを入れ、②OKボタンを押します。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method4.png)
愛知県のデータだけが絞り込まれ、フィルター後のデータの個数のみがカウントされました。
テーブル設定からフィルター後の個数をカウントする方法
フィルターで抽出後のデータの個数をテーブル設定からカウントする方法をご紹介します。
![挿入タブからテーブルを選択する](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method5.png)
まずは、テーブルを設定します。
①表の左上のセル(例:A1セル)、②挿入タブ、③テーブルの順に選択します。
![OKボタンを押す](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method6.png)
「テーブルの作成」ダイアログボックスが表示されました。
フィルターを設定したセル範囲が指定されていることを確認して、OKボタンを押します。
![テーブルデザインから集計行にチェックを入れる](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method12.png)
表にテーブルが設定されました。
次に、データの個数をカウントする集計行を設定していきます。
①表の左上のセル(例:A1セル)、②テーブル デザインタブの順に選択し、③集計行にチェックマークを入れます。
![フィルターを選択する](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method9.png)
集計行が追加されました。
次に、都道府県の絞り込みをしてみます。
都道府県のフィルターを選択します。
![愛知県だけを絞り込む](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method10.png)
①愛知県にだけチェックマークを入れ、②OKボタンを押します。
![フィルタ後の個数がカウントされた](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-count-number-after-filter-method11.png)
愛知県のデータだけが絞り込まれ、フィルター後のデータの個数のみがカウントされました。