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ExcelのVBAを使ってフィルターを解除する方法
この記事では、ExcelのVBAを使ってフィルターを解除する方法をご紹介します。
VBAを使うとフィルターの解除の自動化ができ、簡単に操作を行うことができます。
以下では、VBAを使ってフィルターの抽出を解除する方法もご紹介しています。
開発タブを表示させる
![開発タブが表示されてる](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method1.png)
今回はVBAを使用してフィルターを解除します。
上記の画像のような「開発」タブが表示されていない場合は、以下の記事を参考にして表示させましょう。
フィルターを解除するコード
フィルターを解除するコードを下記に記載するので、コピーして使用してください。
Sub フィルターを解除する()
ActiveSheet.AutoFilterMode = False
End Sub
詳しい方法は、以下の「ExcelのVBAを使ってフィルターを解除する方法」セクションでご紹介しています。
ExcelのVBAを使ってフィルターを解除する方法
VBAを使ってExcelのフィルター自体を解除する方法をご紹介します。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method2.png)
上記の画像では、表にフィルターがかかっている状態です。VBAを使ってフィルターを解除します。まず、マクロを作成します。①開発タブ、②「Visual Basic」の順に選択します。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method3.png)
「Microsoft Visual Basic for Applications」が開きました。①挿入タブ、②標準モジュールの順に選択します。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method4.png)
標準モジュールが開きました。上記「フィルターを解除するコード」セクションに記載したコードをコピーして貼り付けてください。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method5.png)
作成したマクロを保存します。①ファイルタブ、②上書き保存の順に選択します。その際に、「次の機能はマクロなしのブックには保存できません」というダイアログボックスが表示された場合は、「いいえ」を選択してください。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method6.png)
「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されました。①保存先(例:デスクトップ)を選択し、②ファイル名(例:フィルター解除する)を入力します。③ファイルの種類で「Excel マクロ有効ブック」を選択し、④保存ボタンを押します。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method7.png)
Excelシートに戻り、マクロを実行します。①開発タブ、②マクロの順に選択します。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method8.png)
「マクロ」ダイアログボックスが表示されました。①作成したマクロ(例:フィルターを解除する)を選択し、②実行ボタンを押します。
![](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method9.png)
見出しセル右下のフィルターボタンがなくなりました。VBAを使ってフィルターを解除することができました。
VBAを使ってフィルターの抽出を解除する方法
VBAを使ってフィルターの抽出を解除する方法をご紹介します。
![Visual Basicを選択する](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method11.png)
上記の画像は、フィルターを使って「B社」のデータを抽出したものです。
VBAを使ってフィルターの抽出を解除します。
まず、マクロを作成します。
①開発タブ、②「Visual Basic」の順に選択します。
![標準モジュールを開く](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method12.png)
「Microsoft Visual Basic for Applications」が開きました。
①挿入タブ、②標準モジュールの順に選択します。
![コードを入力する](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method13.png)
標準モジュールが開きました。
以下のコードをコピーしてモジュールに貼り付けます。
Sub フィルターの抽出を解除する()
ActiveSheet.ShowAllData
End Sub
![作成したマクロを保存する](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method14.png)
作成したマクロを保存します。
①ファイルタブ、②上書き保存の順に選択します。
その際に、「次の機能はマクロなしのブックには保存できません」というダイアログボックスが表示された場合は、「いいえ」を選択してください。
![保存先を選ぶ](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method15.png)
「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されました。
①保存先(例:デスクトップ)を選択し、②ファイル名(例:フィルター抽出を解除する)を入力します。
③ファイルの種類で「Excel マクロ有効ブック」を選択し、④保存ボタンを押します。
![マクロを選択する](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method16.png)
Excelシートに戻り、マクロを実行します。
①開発タブ、②マクロの順に選択します。
![作成したマクロを実行する](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method17.png)
「マクロ」ダイアログボックスが表示されました。
①作成したマクロ(例:フィルターの抽出を解除する)を選択し、②実行ボタンを押します。
![抽出が解除された](https://office-hack.com/wp-content/uploads/excel-remove-filter-using-vba-method18.png)
フィルターの抽出が解除され、すべてのデータが表示されました。