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ExcelのVLOOKUP関数で空白なら空白にする方法

この記事では、ExcelのVLOOKUP関数で空白なら空白にする方法をご紹介します。

日付形式で管理している表やリストを元にVLOOKUP関数でデータを抽出する際、空白が「1900/1/0」と表示されることがあります。

以下では、VLOOKUP関数にIF関数を組み合わせて空白なら空白を返す数式をご紹介します。

ExcelのVLOOKUP関数で空白なら空白にする方法

VLOOKUP関数で日付を抽出する際、参照元のデータは「空白」なのにデータを抽出すると「1900/1/0」と表示されてしまう場合に「空白」で返す方法をご紹介します。

空白が「1900/1/0」で返された

VLOOKUP関数は抽出するデータが空白の場合は0を返しますが、日付を抽出する場合0ではなく上記の画像のように「1900/1/0」と表示されることがあります。Excelでは「1900/1/1」を基準値「1」として日付を数値で表したシリアル値という機能があり、自動的に0をシリアル値と判定するため、「1900/1/0」と表示されました。以下で対処法をご紹介します。

E2セルに「=IF(VLOOKUP(D2, A2:B5, 2, FALSE)="","",VLOOKUP(D2, A2:B5, 2, FALSE))」を入力し、Enterを押します。IF関数は指定した論理式が「真」か「偽」かを判定します。書式は「=IF(論理式,値が真の場合,[値が偽の場合])」です。今回は、もしVLOOKUP関数の結果が空白の場合(真)は空白を返し、空白でない場合(偽)はVLOOKUP関数の結果を返します。

IF関数を組み合わせることで、E2セルに空白を返すことができました。

数値が空白なら0ではなく空白で返す

VLOOKUP関数で数値を抽出する際、検索値が存在しても検索値に紐づく値が「空白」の場合は「0」が返されます。

例えば在庫管理などをする際、まだ在庫数を入力していない(空白)のに、VLOOKUP関数で取得した0が在庫数だと認識して誤った数を発注してしまうことも考えられます。

ミスを防ぐためにも、空白の場合は空白で表示することをおすすめします。

詳細は以下の記事「空白なら空白にする方法」セクションでご紹介しています。

ExcelのVLOOKUP関数でエラーのときは空白にする方法