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ExcelのCHAR関数の改行コードについて
CHAR関数は、Excelが提供する関数の1つです。このCHAR関数は、セルを連結した文字列に改行コード(数値)を付けて返せます。
データ量が多い場合は、CHAR関数で一括して改行できるため便利です。
この記事では、CHAR関数の改行コードについて解説します。また、「!」などの記号の表示方法についても説明します。
ExcelのCHAR関数の改行コードについて
CHAR関数とは?
CHAR関数は、文字コードから文字を取得する関数です。
この関数は、エクセルでは「=CHAR(数値)」という書式で、数値を文字に変換するために使用します。この数値のことを文字コードと呼びます。
この文字コードは、Windows環境ではANSIコード、Mac環境ではMacintosh文字セットを使用しており、文字、数字、記号などに変換することができます。
改行コードとは?
改行コードとは、CHAR関数で改行を行うときに使用する数値のことを指します。
CHAR関数の改行コードは「10」であり、数式に「CHAR(10)」と入力すると改行を表す文字が返されます。
上図の数式では、「CHAR(10)」をセル番地の間に置いているので、数式の結果が改行された状態で表示されます。
CHAR関数の詳しい使い方については、以下の記事を参照してください。
文字コードで記号を表示する
CHAR関数で指定された文字コードを使って、エクセルのシート上に記号を表示することができます。
例えば、任意のセル(例:B2)を選択し、数式バーに「=CHAR(33)」を入力し、Ctrl + Enterを押してみましょう。
B2セルに「!」の記号が表示されました。
その他の記号の文字コードについては、以下の表を参照してください。
数式 | 記号 |
---|---|
CHAR(33) | ! |
CHAR(34) | “ |
CHAR(35) | # |
CHAR(36) | $ |
CHAR(37) | % |
CHAR(38) | & |
CHAR(39) | ‘ |
CHAR(40) | ( |
CHAR(41) | ) |
CHAR(42) | * |
CHAR(43) | + |
CHAR(44) | , |
CHAR(46) | . |
CHAR(47) | / |