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エクセルの令和アップデート対応について(表示されない時の対策)
2019年5月1日、元号が平成から令和に変わりました。エクセルで日付が和暦で入力されているデータはどうなるのでしょうか?
※令和が始まる前までは、平成31年、32年と表記されておりました。
ここではエクセルの令和アップデートに関する情報をまとめました。
OSアップデートで対応される
まずアップデートには、
- OS(Windows/Mac)のバージョンアップデート ※厳密には.NET Frameworkアップデートも含む
- Officeのバージョンアップデート
が、あります。令和の日付対応は、両方のアップデートで対応できます。OSのアップデートも必要ということは、Excelを含めた各Officeの日付は、WindowsOSやmacOSが持っている日付情報を参照しているということになります。
更新プログラムの提供日
2019年04月26日~05月04日の間に、各OSのバージョンにて更新プログラムが提供されました。ですので、現在も令和が表示されない場合は、Officeのバージョンが古いか、OSやOfficeの更新が最新になっていない可能性がございます。
令和アップデートの対象Officeは?
令和アップデートが対象となるOfficeのバージョンは、「サポートライフサイクル期間中」のOfficeに限ります。サポートライフサイクルとは、アップデートの更新サポートの期間という意味です。大抵の製品は延長サポートまで10年と決められておりますが、10年以内で終わる製品もあります。
Office 2007以前の製品は、すでにサポートが終了しております。
サポートライフサイクル期間を調べるには、以下のページを参照してください。
詳しいOffice更新プログラムを調べるには、以下のページを参照してください。
対象WindowsOS/macOSは?
ここでは、令和アップデートの対象OSをご説明します。WindowsOSもサポートライフサイクル期間中の製品のみということになります。
WindowsOS
- Windows 7 Service Pack 1 以降
- Windows 8.1
- Windows 10
詳しいWindows更新プログラムを調べるには、以下のページを参照してください。
macOS
- macOS Mojave 10.14.5 以降
- macOS Catalina
令和が表示されない場合
エクセルで日付の書式設定で「和暦」に変更しても表示されない場合は、
- サポートライフサイクル対象外の製品を使っているか
- OSもしくはOfficeのプログラムが最新になっていないか
の2つが原因だと考えられます。
Officeのバージョンを確認する
まずは現在のOfficeがサポートライフサイクル対象の製品であるか確認しましょう。各バージョンの確認方法に関しては、以下のリストに示しました。Office 2010以降は対象です。
- Office 2003→【ヘルプ】メニューから【バージョン情報】
- Office 2007→左上の【丸いロゴのボタン】から【○○のオプション】
- Office 2010→【ファイル】タブから、【ヘルプ】
- Office 2013→【ファイル】タブから、【アカウント】
- Office 2016→【ファイル】タブから、【アカウント】
- Office 2019→【ファイル】タブから、【アカウント】
Windowsを最新版に更新する
Windows Updateに、OSのバージョンアップデート、.NET Frameworkのアップデート、Officeのアップデートが含まれております。
各WindowsOSのプログラム更新方法に関しては、以下のリストに示しました。
- Windows 7→左下の【スタート】ボタンから【Windows Update】、【更新プログラムの確認】から、【詳細情報の表示】
- Windows 8.1→Windows+Wで検索サイドナビの表示、検索ボックスに【Windows Update】と入力し確定、【更新プログラムのチェック】
- Windows 10→左下の【スタート】ボタンから、2つ上の【設定(歯車)】ボタン、【更新とセキュリティ】