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パワーポイントの様々なグループ化のやり方

パワーポイントのグループ化機能を利用すれば、図形を配置するのに効率的な作業が可能になり、時間短縮できます。

ここでは様々なグループ化の設定方法とショートカットキーをご紹介いたします。

パワーポイントのグループ化のやり方

パワーポイントで作成した図形をグループ化するやり方を説明します。

図形の範囲選択

グループ化したい図形を【ドラッグ】して範囲選択します。

それぞれの選択確認

それぞれの図形が選択された状態です。

グループ化

図形上で①【右クリック】し、②【グループ化】の③【グループ化】を選択します。

グループ化後

複数の図形がグループ化され、一つの図形になりました。

グループ化のショートカット

以下のキーで複数選択したオブジェクトをグループ化します。

Windows:Ctrl+G

Mac:+option+G

その他のパワーポイントのショートカットキーをご確認したい場合は、以下の記事を参考にしてください。

パワーポイントのショートカットキー一覧表(PDF有)


Mac版パワーポイントのショートカットキー一覧表(PDF有)

様々なグループ化

もちろんグループ化できるのは図形だけではありません。その他にも様々な要素をグループ化できます。

画像

図形に限らず、挿入した画像もグループ化できます。

オンライン画像の挿入

①【挿入】タブを押し、②【画像】の③【オンライン画像】を選択します。

挿入画像の選択

①【検索したいキーワード】を入力し、②【挿入したい画像を複数選択】し、③【挿入】ボタンを押します。

画像の挿入

選択した画像が挿入されました。

画像のグループ化

適切な大きさと配置を決めます。位置が決まったら、画像を①【複数選択】し、画像上で②【右クリック】し、③【グループ化】の④【グループ化】を選択します。

グループ化後

複数の画像がグループ化され、一つの画像になりました。

テキストボックス

もちろん、テキストボックスもグループ化できます。

横書きテキストボックスの描画

①【挿入】タブの、②【テキストボックス】の③【横書きテキストボックスの描画】を押します。

ショートカットキーでグループ化

テキストボックスを複数作り、選択します。グループ化のやり方は一緒ですので、ここではショートカットキーを利用してみましょう。

Ctrl+Gを押します。

グループ化後

複数のテキストボックスがグループ化され、一つのテキストボックスになりました。

アニメーション

アニメーションを一つにまとめたいときは、グループ化が便利です。

アニメーションの順序

現在矢印1,2,3に対して、アニメーションが順に設定されております。

複数選択

アニメーションを同時進行させたい場合は、通常【複数選択】して、

アニメーションの設定

【アニメーションを選択】すると、

すべて同じ順序

それぞれのオブジェクトが1になりました。これでも同時進行は可能なのですが、右側のアニメーションウィンドウを見ると、3行に渡ってしまいます。

1つのスライド内にたくさんのアニメーションを設定する場合、行数が多くなってしまいます。

グループ化

そこでアブジェクトを予めグループ化しておくと、1行で済みます。

気をつけなくてはならないのが同時進行の動きで、グループ化する前と後では若干動きが異なってきます。

グループ化する前では1つのオブジェクトに対してアニメーションが行われ、グループ化した後では全体のオブジェクトに対してアニメーションが行われます。

それぞれの動きを実際にチェックして比較してみてください。

グループ化の解除方法

グループ解除

図形上で①【右クリック】し、②【グループ化】の③【グループ解除】を選択します。

グループ解除後

グループが解除されました。

以下のキーでも選択したオブジェクトのグループ化を解除できます。

Windows:Ctrl+Shift+G

Mac:+option+shift+G

再グループ化

再グループ化

一度解除したグループを、再グループ化することができます。

グループ化ができない場合

パワーポイントでもすべての要素がグループ化できるわけではありません。例えばプレースホルダーと呼ばれる最初から用意されている点線の枠組みは、グループ化することができません。

プレースホルダーの確認

スライドを新規作成で開いたときに出る、点線のこの部分がプレースホルダーと言います。

グループ化できない

プレースホルダーに仮タイトルを入力して、上下複数のプレースホルダーを選択、右クリックしてメニューを出してもグループ化は選択できません。