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ワードを用いたレポートの書き方(参考文献や表紙の書き方含む)
ここでは、Microsoftのワードを使ってレポートを書く方法についてご紹介します。
ワードでレポートを作成したい方やレポート作成にワードを指定されている方は、参考にしてみてください。
レポートとは?
レポートとは、特定の対象者と目的のために整理された形式で情報を提示する書類です。
大学生であれば教授に対して、社会人であれば上司や会社などに、収集した情報、事実、理論をもとにして考察し、設定したテーマについて論理的に意見を伝える書類のことです。
レポートは「表紙」、「タイトル」、「序論」、「本論」、「結論」という構成でまとめるのが一般的です。
レポートには、書き方のルールや見やすい書き方などがあります。ワードの機能を使いながら効率よくレポート作成をしてみましょう。
ワードを用いたレポートの書き方
統一感のあるレポートは読みやすく、内容がよく伝わります。ワードの設定や機能を使って統一感のあるレポートを作成しましょう。例えば、適切な用紙サイズと余白を設定します。そして、書式のルールを決めます。
ここでは、レポートを書くのに役立つワードのいろいろな設定の仕方や機能についてご説明します。
書式設定について
レポートを作成する際、書式を設定することはとても大切です。ここでは、ワードでの書式の設定方法についてご説明します。
フォント(文字)を設定する
「漢字/カナは全角、数字/アルファベットは半角、文字色は黒」など、書体をそろえると統一感がでて読みやすくなります。
レポートによっては使用するフォントの種類や、大きさが指定されていることもあります。
ワードでのフォントの設定方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
ワードのフォントに関する情報まとめ(フォント固定の設定など)
レポート用紙の大きさ・余白を設定する
多くのレポートはA4サイズで作成します。初期設定では、ワードの文書はA4サイズに設定されています。
また、余白は「標準」の余白サイズで問題ないでしょう。(指定などがないかは必ずご確認ください。)
ワードでのレイアウトデザインの変更方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
レポートの文字数を設定する
大学などのレポートでは文字数が決められています。ワードの初期設定では、1ページの文字数は1440文字になっています。
ワードでの文字数の設定方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
表紙の書き方
レポートには「表紙」が必要です。表紙の書き方が指定されている場合や、表紙の用紙が指定されている場合もあるので注意してください。
表紙に「タイトル」を記載する場合は、フォントの大きさを大きくしたり、中央揃えにして本文と区別しやすいようにしましょう。
ワードに用意されているテンプレートを使用した表紙の作成方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
Wordの表紙の作り方と表紙テンプレートダウンロード(レポート等)
本文の書き方
ここでは、レポート本文の書き方についてお伝えします。
本文は「序論」、「本論」、「結論」で構成されます。本文全体を通じて、書式のルールを守って統一感を持たせます。統一感があることで読みやすく内容が伝わるようになります。
本文は表紙と区別できるように、書式を変更しましょう。例えば、本文のフォント(文字)の大きさはワードの初期設定である10.5ptで問題ないでしょう。(本文のフォントサイズが指定されている場合は指定に従いましょう。)
序論について
レポートの書き出しにあたるのが「序論」です。「序論」ではレポートのテーマなどを示します。
ワードでは段落に「インデント(字下げ)」を設定できます。インデントについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
本論、結論について
「序論」に続いて、「本論」、「結論」を書きます。
「本論」では、序論で提起した問題について客観的事実を並べながら論述していきます。レポートの中心となる部分です。「結論」では、レポートをまとめます。本論の主張をまとめて、今後の展望などを書くとよいでしょう。
ワードのアウトライン機能を使うと、文章の構造が整理できます。ワードのアウトラインの使い方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
表の書き方
ここでは、ワードで表を作成する方法についてご説明します。
エクセルで作った表を貼り付けることもできますが、不要な罫線が入ったり、エクセルの余計な情報までコピペされてしまう場合もあります。
ワードで表を作成する方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
参考文献の書き方
レポートを作成する際に参考にしたり引用した資料があれば、論拠を明示するためにも参考文献の情報をを必ず記載しなくてはなりません。
ワードでの参考文献の書き方については、こちらの記事を参考にしてみてください。