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ExcelのEOMONTH関数の使い方|月末の日を求める
EOMONTH関数を利用すれば、月末日の取得はもちろんのこと月初日も求めることが可能です。
日付の計算に多用しますのでぜひ覚えましょう。
EOMONTH関数とは?
指定した開始日の、○ヶ月後の月末日を返す関数です。28日、30日、31日で終わる月もそれぞれ正しく月末日を表示します。
EOMONTH関数の書式
EOMONTH関数は「開始日」と「月」の2つの月数で成り立っており、書式は『=EOMONTH(開始日, 月)』となっております。一つずつ見ていきましょう。
第1引数(開始日)
表示形式が日付の年月日を指定いたします。
第2引数(月)
指定した開始日の何ヶ月後の月末を取得したいのか指定いたします。
正の数を指定すると数カ月後を指定、負の数を指定すると数ヶ月前を指定、0を指定すると当月を指定します。
EOMONTH関数の使い方
『=EOMONTH(』と入力して、開始します。
「開始日」を参照してカンマで区切ります。
「月」数を指定して、何ヶ月後の月末日を取得したいのか指定します。指定したらEnterで確定しましょう。
シリアル値で表示されました。これを日付形式にするには、以下の手順を行って下さい。
①【ホーム】タブの②【表示形式】を押し、③【短い日付形式】を選択して下さい。
2020/8/28日の3ヶ月後の月末日は2020/11/30と表示されました。
月初の日付を取得する
EOMONTH関数では月末日を抽出することが可能ですので、数式の最後に『+1』をすることで、翌月の月初日を取得することが可能です。
EOMONTH関数のエラー対処法
月の指定で、西暦1900年より前を指定しますと、#NUM!エラーが出てしまいますので、エラーが出ないように「月」の調整をして下さい。