- 公開日:
- 更新日:
無料でPowerPointやプレゼンソフトをダウンロード(7選)
大学の授業や会社でプレゼンテーションをするときに欠かせないのがMicrosoft社のPowerPointです。
複数人で編集する必要があるとき、外出先や職場以外で作業したいなど、様々なシーンで活用できるPowerPointファイルを編集できるソフトをご紹介します。
互換性のあるフリーソフトだけではなく、Microsoft純正のPowerPointを無料で使う方法もご紹介しています。PowerPointユーザー必見です!
Office 365 Soloの体験版を利用する
PowerPointを利用したいと思った時、すぐにMicrosoft Officeからの購入を検討する方が多いです。
「有料版はちょっと・・・」と思う方には、Office 365 Soloの体験版(試用版)がおすすめです。
登録してから1ヶ月間は正式版と同じ機能を使うことができます。また、無料なので安心して利用できます。
Microsoft 365 Personalの4つのメリット
- 常に最新バージョンが利用可
- Word/Excel/PowerPoint/Outlook/Publisher/Accessのすべてが使える
- 1ライセンス1ユーザー、無制限にインストール可(Windows/Mac/タブレット/スマホ、複数OK)
- 1TBのOneDriveオンラインストレージがついてくる
オンライン版のPowerPoint Onlineを利用する
Microsoftでは2014年からオンライン版のPowerPointを無料で提供しています。オンライン版のPowerPointの使用には、Microsoftアカウントの登録と、ネットワーク環境が必須です。
Microsoftが提供しているPowerPointのオンライン版なので、インストール版のPowerPointとの互換性も高いです。
PowerPoint Onlineの始め方
Office Onlineのページにアクセスし、【PowerPointの使用を開始する】リンクを押します。
Microsoftアカウントをお持ちの方はMicrosoftアカウントとパスワードを入力してログインします。
Microsoftアカウントをまだ作成していない方は、「アカウントを作成しましょう」から新規アカウントの作成を行います。
テンプレートは複数ありますので既存のテンプレートを利用するか、【空白プレゼンテーションを新規作成】を選択して白紙の状態から新規作成するかを選びます。
※ここでは、【空白プレゼンテーションを新規作成】を選択します。
新規プレゼンテーションが表示されました。インストール版のPowerPointとほぼ同じ画面構成になります。
オンライン版PowerPointだけの特徴
オンライン版PowerPointはインストール版PowerPointと使い方がほぼ同じです。その一方で、PowerPoint Onlineには、インストール版PowerPointには無い機能もあります。PowerPoint Onlineの活用方法を覚えて、学校や職場などでのプレゼンテーションを効果的に行っていきましょう。
どこからでも共同編集
複数人同士がネットワーク環境の中にさえいれば、パソコンやスマホ、タブレットなどの端末からPowerPointのファイルにどこからでもアクセスが可能です。PowerPoint Online では、複数人が同じファイルを互いに共有して複数人が共同でリアルタイムで作業を進めることができます。
自動保存
自動保存とは、データを編集するごとに変更内容が自動で保存される機能のことです。オンライン版のPowerPoint Onlineでは、必要なデータを保存し忘れたということがなく、安心して作業を行うことができます。
ファイルの共有
PowerPoint Onlineには他のユーザーにアクセス権を設定する機能があり、ファイルの閲覧・編集権限をコントロールすることが可能です。ファイルの共有機能を使えば、ファイルを共有したい相手にメールでPowerPointファイルを送る必要がなくなります。
アプリ版のPowerPointを利用する
Microsoftからアプリ版のPowerPointが公開されており、無料でインストールが可能です。アプリ版のPowerPointには、iOS版とAndroid版があります。
無料の範囲でも、作成・表示・編集などの主な機能は使うことができます。ただし、下記の機能が無料のアプリ版であらかじめ制限されています。
- 発表者ツールを使ってプレゼンテーションを行いながら、発表者のノートを確認する
- 作成した色を図形に追加する
- ワードアートを挿入および編集する
- 影や反射のスタイルを画像に追加する
- グラフ要素を追加および編集する
- 作成した色の網掛けを使って表のセルを強調表示する
上記の機能を使うには、アプリ内課金(Office 365のサブスクリプションを購入)が必須です。
iOS版のPowerPointをインストール
App StoreのリンクよりiPhone、iPadどちらも無料でインストール可能です。
Android版のPowerPointをインストール
Google Playのリンクより無料でインストールすることができます。
PowerPointの代わりに無料のプレゼンテーションソフトを使う
PowerPointの代用が可能な無料のプレゼンテーションソフトをご紹介します。
PowerPoint代替ソフトの選び方
以下の記事では、PowerPoint代替ソフトを選ぶ際に重要なポイントをご紹介します。この重要なポイントを踏まえて無料の代替ソフトが利用できれば、有料ソフトの購入の必要が無くなる可能性があります。
互換性は問題ないか
PowerPointの代替ソフトを使用する際は、事前に互換性の問題が発生する可能性があることを認識すると良いかも知れません。
互換性の問題としては、レイアウトの崩れや文字化けなどが挙げられます。
無償版で機能が足りるか
無償版を使用する際は、無償版で自分の作業の目的が達成できるかを調べる必要があります。有償版に比べ無償版では、グラフの挿入ができない、利用できるアニメーションが少ないなど一部機能が使えないこともあるので注意しましょう。
Googleスライド
Googleスライドは、Google(グーグル)が無料で提供しているプレゼンテーションサービスです。
Googleスライドを利用するには、Googleアカウントの登録が必要で、ネット環境があれば場所を問わずに誰でもアクセスが可能です。
Googleスライドの使い方
Google スライドのページにアクセスし、画面中央の【Google スライドを使う】ボタンを押します。
Googleアカウントでログインをしたら新しいスライドを作成します。
テンプレートからも選択できますが、今回は【空白】を押します。
スライドが表示されました。画面構成はPowerPointと似ています。
Googleスライドのメリット
1.いつでもどこからでも無料で利用できる
インターネット環境さえあれば、スマホ、タブレット、パソコン等の端末からどこからでも無料で利用できます。
2.自動保存
編集を行うたびに変更内容が自動で保存されます。変更履歴データの復元機能もあり、自分がミスをしてしまった場所に戻って再び作業を行うことも簡単です。
3.データの共有
複数のユーザーとデータの共有が可能で、同じページ上で編集の作業を進めていくことができます。
4.同時編集が可能
一つのスライドを2人以上、しかもリアルタイムで編集することが可能です。
Googleスライドのデメリット
1.通信速度の影響
通信速度が遅いと、データ処理に時間がかかってしまう可能性があります。
2.インターネットに繋ぐ必要がある
インターネット環境にあることが必須です。
Libre Office「Impress」
Libre Office(リブレオフィス)は、Microsoft Officeと互換性のある無料のオフィスソフトです。「Impress」と呼ばれるPowerPointに対応するプレゼンテーションソフトを無料で利用できます。
Libre Officeの使い方
Libre Officeダウンロードページにアクセスし、メインインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行し、インストーラーに沿って進めます。
インストールしたLibreOfficeを実行します。
【Impress プレゼンテーション】を押します。
プレゼンテーションが表示されました。画面構成はPowerPointと似ています。
Libre Officeのメリット
1.互換性がある
PowerPointのファイルを開くことが可能です。また、PowerPoint形式へ変換することもできます。
2.OSに関わらずインストール可能
ImpressはWindowsでもMac、Linuxでも利用することができます。
Libre Officeのデメリット
1.プレゼンテーションをカスタマイズするための機能が少ない
ImpressはPowerPointと比較すると、プレゼンテーションをカスタマイズする機能が少ない点がややネックです。
Apache Open Office「Impress」
Microsoft Officeと同様の機能を持つオープンソースの一つとして、Apache Open Office(アパッチ オープン オフィス)が挙げられます。
プレゼンテーションソフトとしては「Impress」がありますが、その他にも文書作成、表計算などのソフトウェアもあります。
信頼性の高いソフトととして認知されているため、すでに官公庁での導入実績もあります。
Apache Open Officeの使い方
Apache Open Officeのダウンロードページにアクセスし、メインインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行し、インストーラーに沿って進めます。
インストールしたOpen Officeを実行します。
プレゼンテーションが表示されました。
Apache Open Officeのメリット
1.互換性がある
PowerPointのファイルを開いたり、PowerPoint形式へと変換したりといったことが可能です。
2.OSに関わらずインストール可能
ImpressはWindowsでもMac、Linuxでも利用することができます。
Apache OpenOfficeのデメリット
1.プロパティーのレイアウトの位置がPowerPointと違う
プロパティーのレイアウトの位置が右ナビゲーションにあるので、PowerPointに慣れていると使いにくい印象を受けることがあります。
Keynote
Keynote(キーノート)は、Appleが提供しているプレゼンテーションソフトです。Macを購入すると無料で入手できます。iOS版もあるため、iPhoneやiPadでも利用できます。
PowerPointよりも簡単に、かつ直感的に操作ができるためMacユーザーにおすすめです。
Keynoteの使い方
「アプリケーション」フォルダの【Keynote】アイコンを押します。
【新規書類】ボタンを押します。
空白のスライドを新規作成するには、【ホワイト】テンプレートを押します。
スライドが表示されました。
Keynoteのメリット
1.互換性がある
PowerPoint のファイルを開いたり、PowerPoint形式へ変換したりといったことが可能です。
2.iPhoneやiPadでも利用できる
iPhoneやiPadにKeynoteがインストールしてあるとiCloudに保存したKeynoteファイルをiPhoneやiPad上で編集することもできます。
また、プレゼン中には「Keynote Remote」という機能を利用して手元のiPhoneやiPadから表示しているスライドの操作が可能です。
3.イラストが描ける
iPad上では、Apple Pencilを使って一目でわかる図表やカラフルな手書きのイラストを追加できます。
Keynoteのデメリット
1.Mac、iOSしか利用できない
Appleの製品なのでWindowsでは利用できません。
まとめ
PowerPointの無料版や互換性のあるソフトを紹介しました。
ここで紹介した代替ソフトはほとんどのものが無料で利用できます。
操作性もPowerPointと大きく変わらないため、気軽に使うことができます。
Googleスライドのように互換性があるだけでなく、ネットワーク環境があればデバイスや場所を問わずに利用できるものもあり大変便利です。
ライフスタイルや嗜好に合わせて様々なソフトを利用することができれば、作業効率も上がるでしょう。
PowerPointが必要なときは、ぜひ参考にしてみてください。
どうしても正式版のPowerPointが使いたいとき
会社や学校の提出物でどうしてもPowerPointでないといけない場合は、正式版を使う必要があります。
正式版はマイクロソフト公式ストア、Amazonで購入することができます。
マイクロソフト公式ストアで購入する場合
マイクロソフト公式ストアの場合、時期によって変動はありますが、2019年12月現在では、「12,984円」で販売されています(年間更新版)。
上記リンクよりマイクロソフト公式ストアに飛べます。
Amazon/楽天/Yahoo!ショッピングで購入する場合
Amazonの場合、2020年2月現在では「11,790円」で販売されています。マイクロソフト公式ストアで購入するより若干安く購入することができます。
Microsoft 365 Personal 1年版|オンラインコード版|Win/Mac/iPad|インストール台数無制限(同時使用可能台数5台)