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パワーポイントの無料と有料の違い
プレゼンテーション資料の作成に欠かせないパワーポイントですが、無料版と有料版の違いについてよく知らないという方も多いようです。
パワーポイントの無料版は基本的な機能を備えており、有料版はより高度な機能を備えています。
この記事では、パワーポイントの無料版と有料版の違いについてご紹介します。
パワーポイントの無料版と有料版について
パワーポイントの無料版と有料版にはさまざまな種類があります。
以下の表は無料版と有料版の種類をまとめたものです。
項目 | 種類 |
---|---|
無料版 | ・PowerPoint Online ・無料体験版 ・Microsoft PowerPointアプリ |
有料版 | ・Microsoft PowerPoint(パワーポイントのみ、一括払い) ・Office Home & Business 2021(複数アプリ、一括払い) ・Microsoft 365 Personal(複数アプリ、月/年払い) |
無料体験版やMicrosoft PowerPointアプリを使って無料でパワーポイントを使うことができますが、PowerPoint OnlineはWebブラウザ上で簡単に使えるのでおすすめです。
一方、有料版ではパワーポイント単体のMicrosoft PowerPointやWordやExcelのアプリも含むOffice Home & Business 2021があります。
Microsoft 365 PersonalはPublisherやAccessなどのアプリも使え、月額/年額払いで使いたい期間だけ安く利用できるのでおすすめです。
なお、AmazonではMicrosoft 365 Personalを公式価格より安い価格で販売しているので、気になる方は以下のリンク先からご確認ください。
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パワーポイントの無料と有料の違い
ここでは、無料版でおすすめの「PowerPoint Online」と有料版でおすすめの「Microsoft 365 Personal」の違いについてご紹介します。
無料版と有料版の違いを以下の表にまとめました。
項目 | 無料版 「PowerPoint Online」 | 有料版 「Microsoft 365 Personal」 |
---|---|---|
料金(税込) | 無料 | 12,984円/年 1,284円/月 |
ユーザー数 | 1人 | 1人 |
オフライン | × | ○ |
同時使用台数 | 未公表 | 5台まで |
ストレージ容量 | 5GB | 1TB |
共同編集 | ○(オンライン時のみ) | ○ |
ショートカットキー | ○(限定されている) | ○ |
端末 | ・PC(Windows、Mac) ・スマホ(iPhone、Android) ・タブレット(iPad等) | ・PC(Windows、Mac) ・スマホ(iPhone、Android) ・タブレット(iPad等) |
無料版「PowerPoint Online」はオフライン(インターネット接続なし)で使うことができず、使用できるショートカットキーも限られています。
有料版「Microsoft 365 Personal」はオフラインでの利用が可能で、同時に最大5台のデバイスで利用することができます。
以下の「機能の違い」セクションでは、無料版「PowerPoint Online」と有料版「Microsoft 365 Personal」の機能面の違いについて説明しています。
機能の違い
無料版と有料版の機能面の違いを以下の表にまとめました。
項目 | 無料版 「PowerPoint Online」 | 有料版 「Microsoft 365 Personal」 |
---|---|---|
コピー/ペースト | ○ | ○ |
スライドの複製 | ○ | ○ |
スライドの削除 | ○ | ○ |
レイアウト | ○ | ○ |
スライドの表示/非表示設定 | ○ | ○ |
ハイパーリンクの挿入 | ○(図形に挿入できない) | ○ |
ワードアート | × | ○ |
グラフの挿入 | × | ○ |
マクロの記録 | × | ○ |
パスワードによる保護 | × | ○ |
スライドマスター | × | ○ |
画面録画 | × | ○ |
無料版「PowerPoint Online」は基本的な操作は可能ですが、ワードアート(文字をアート的にデザインする機能)やグラフの挿入などはできません。
有料版「Microsoft 365 Personal」はワードアートやグラフの挿入、マクロの記録、画面録画など、より高度な機能が使えます。
なお、PowerPoint Onlineの使い方については以下の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
無料のPowerPoint Online(パワーポイントオンライン)の使い方
また、Microsoft 365 Personの価格やインストール台数について、以下の記事で詳しく記載しています。