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Windowsで単語登録(辞書登録)するショートカット

独自の用語や名称、よく使う単語などを素早く正確に入力するには、Windowsの「単語登録」機能が大変役立ちます。

しかし、Microsoft IMEの仕様が変わったことにより、これまでの単語登録のショートカットは使えなくなっています。

この記事では、Windowsで単語登録のショートカットを使えるようにする方法を紹介します。ショートカットが使えなくなりお困りの方も、これから使いたい方も必見です。

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単語登録するショートカットはもう使えない?

単語登録するショートカットを使うには、Microsoft IMEを「以前のバージョン」に戻す必要があります。

Windows 10 October 2020 Update(バージョン 2004)で、Microsoft IMEは新しくアップデートされ、同時に単語登録するショートカットは使えなくなってしまいました。

そのため、まずは以下の方法でIMEのバージョンを戻しましょう。

その他のキーボード設定を選択する

「キーボードレイアウト」、②「その他のキーボード設定」の順に選択します。

言語のオプションを選択する

Windowsの設定画面が開かれます。

使用言語(例:日本語)の横にある「…」、②「言語のオプション」の順に選択します。

IMEのオプションを選択する

Microsoft IMEの横にある「…」、②「キーボードオプション」の順に選択します。

全般を選択する

「全般」を選択します。

前バージョンのIMEを使用する

「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」の下にあるスイッチを押します。

確認画面ではいボタンを押す

「IME バージョンの変更」ダイアログボックスが表示されます。

前のバージョンのMicrosoft IMEを使用するかどうか確認されるため、「はい」ボタンを押します。

前バージョンのIMEを使用できるようになった

「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」の下にあるスイッチが青くなり、オンと表示されていれば、設定完了です。

これで単語登録をするショートカットが使えるようになりましたので、以下で使い方を見ていきましょう。

Windowsで単語登録(辞書登録)するショートカット

Microsoft IMEのバージョンを戻すことにより、単語登録するショートカットが使えるようになります。

詳しい使い方については、以下の通りです。

登録したい単語を選択する

登録したい単語(例:Microsoft)をドラッグして選択します。

このとき、入力言語が「日本語」になっているかどうかを確認してください。

画面右下のタスクバーに「あ」と表示されていれば日本語入力になっています。

「英数」入力になっていると、単語登録のショートカットが使えません。

単語登録するショートカット

Windowsで単語登録をするショートカットは、Ctrl + F7です。

ノートパソコンを使用している場合

ノートパソコンまたはテンキーなしキーボードを使用している場合は、Ctrl + Fn + F7を押します。

ノートパソコンでファンクションキー(F1~F12)が上手く反応しない場合は、Fnキーを同時に押すか、Fnキーを有効にしましょう。

よみなどを設定して登録する

ショートカットキーを押すと、「単語の登録」ダイアログボックスが表示されます。

「単語」には、先ほど選択した文字が入力されていますので、よみや品詞などの設定を行っていきましょう。

Alt + Rを押して「よみ」に移り、任意のよみ仮名(例:まい)を入力します。

次に品詞ですが、登録する単語に当てはまるものを「Alt + 項目横のアルファベット」を押して選びましょう。

今回はAlt + Wを押して「短縮よみ」を選択しました。

設定できたら、Alt + Aを押して登録を行います。

設定したよみを入力する

これで単語登録が完了しましたので、早速文字を入力して確かめてみましょう。

先ほど登録したよみ仮名(例:まい)を入力します。

変換候補に登録した単語が出てくる

Spaceキーを押すと、登録した単語(例:Microsoft)が入力されます。

以上で単語登録の手順は完了です。