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Wordで文字色を変更するショートカット

この記事では、Wordで文字色を変更するショートカットを紹介します。

文字色のパレットを表示するショートカットのほか、文字を特定の色(例:赤)に一瞬で変更するショートカットの作成方法を紹介します。

どちらも便利なショートカットですので、ぜひ作業効率アップに役立ててください。

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Wordで文字色を変更するショートカット

ショートカットキーを使って、選択した文字列の文字色を変更する方法を紹介します。

色を変えたい文字列を選択する

色を変更したい文字列(例:先生)を選択します。マウスでドラッグして選択しても良いですが、キーだけで選択したい場合はShift + 矢印キーで範囲選択できます。

Wordで文字色を変更するショートカットは、Alt, H, F, Cです。同時に押すのではなく、順番に1つずつ押していきます。

キーを押すと、文字色のパレットが表示されます。矢印キーで任意の色(例:赤)を選択し、Enterキーを押します。

文字色を変更できた

選択した文字列の色を変更することができました。

特定の文字色に変更するショートカットを作成する方法

複数の文字を特定の色(例:赤)に設定したいとき、上記のショートカットだと矢印キーで色をいちいち選ぶ必要があるため、少し手間がかかるかもしれません。

Wordでは、例えば「文字色を赤にする」「文字色を青にする」といったようなショートカットを作成することができます。

以下で、WindowsとMacに分けてショートカットの作成方法を紹介します。特定の文字色に一瞬で変更したいときは、こちらの方法が便利です。

Windows

リボンのユーザー設定を選択する

白いリボンの上で右クリックし、②「リボンのユーザー設定」を選択します。

ユーザー設定ボタンを押す

「Wordのオプション」ダイアログボックスが表示されます。

「ユーザー設定」ボタンを押します。

コマンドと文字色を選択する

「キーボードのユーザー設定」ダイアログボックスが表示されます。

①分類で「すべてのコマンド」、②コマンドで「Color:」を選択します。

③色の下にあるプルダウンを選択し、④ショートカットに設定したい色(例:赤)を選択します。

割り当てるキーを押す

「割り当てるキーを押してください」の下にあるボックスを選択し、ショートカットに割り当てるキー(例:Alt + R)を押します。

「割り当て」ボタンを押します。

色を変えたい文字列を選択する

これで文字色を任意の色にするショートカットを作成できました。早速使ってみましょう。

色を変更したい文字列(例:先生)を選択します。

文字色を変更できた

先ほど割り当てたショートカットキー(例:Alt + R)を押します。

すると、文字列が設定した色に変わります。今回は「赤」を指定したため、赤に変わりました。

Mac

ショートカットのユーザー設定を選択する

「ツール」タブ、②「ショートカットキーのユーザー設定」の順に選択します。

コマンドを選択する

「ショートカットキーの割り当て」ダイアログボックスが表示されます。

①分類で「すべてのコマンド」を選択し、②コマンドの検索ボックスに「Col」と入力します。

「Color:」を選択し、④色のプルダウンを選択します。

任意の色を選択する

任意の色(例:赤)を選択します。

割り当てるキーを押す

「新しいショートカットキーを押してください」の下のボックスを選択し、割り当てるキー(例:command + shift + R)を押します。

「割り当て」ボタンを押します。

OKボタンを押す

「OK」ボタンを押します。

色を変更したい文字列を選択する

これで文字列を任意の色に変更できるショートカットを作成できました。試しに使ってみましょう。

色を変更したい文字列(例:先生)を選択します。

文字色を変更できた

先ほど割り当てたショートカットキー(例:command + shift + R)を押します。

すると、文字列の色が変更されます。今回は「赤」に設定したため、文字が赤くなりました。