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Wordでギリシャ文字を入力するショートカット

α(アルファ)やΣ(シグマ)など、数式で使用するギリシャ文字はキーのみの操作で簡単に入力できます。

この記事では、Wordの数式でよく使われるギリシャ文字の簡単な入力方法をまとめました。

Macをお使いの場合は、一部のギリシャ文字をショートカットキーで入力できます。便利ですので覚えておきましょう。

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Wordでギリシャ文字を入力するショートカット

Wordの数式内で簡単にギリシャ文字を入力したい場合は、各文字に対応したコマンド(例:\alpha)を使用すると良いでしょう。

コマンドはWindowsとMacの両方で使用できます。

バックスラッシュキーがない場合

MacBookやMac対応キーボードをお使いの場合、コマンド入力に必要な「\(バックスラッシュ)」キーがないことがあります。

そのような場合は、option + ¥(円記号)を同時に押してバックスラッシュを入力してください。

また、Macでは一部のギリシャ文字をショートカットキーで入力できます。

Macをお使いの場合は「Macでギリシャ文字を入力するショートカット」セクションもご覧ください。

α(アルファ)

α(アルファ)

α(アルファ)は、ギリシャ文字の1番目にあたる文字です。大文字は「Α」です。

物理学などでは微小な角度や振動数を示すために用いられますが、数式では定数として使われることもあります。

αの入力方法

αを入力するには、数式プレースホルダー内で「\alpha」と入力し、Spaceキーを押します。

大文字のΑを入力したい場合は「\Alpha」と入力してください。

β(ベータ)

β(ベータ)

β(ベータ)は、ギリシャ文字の2番目にあたる文字です。大文字は「Β」です。

大文字のΒはベータ関数を示し、小文字のβは第二の定数として用いられます。

βの入力方法

βを入力するには、数式プレースホルダー内で「\beta」と入力し、Spaceキーを押します。

大文字のΒを入力したい場合は「\Beta」と入力してください。

γ(ガンマ)

γ(ガンマ)

γ(ガンマ)は、ギリシャ文字の3番目にあたる文字です。大文字は「Γ」です。

大文字のΓはガンマ関数を示し、小文字のγは第三の定数として用いられたり、曲線を表すのに使われることもあります。

γの入力方法

γを入力するには、数式プレースホルダー内で「\gamma」と入力し、Spaceキーを押します。

大文字のΓを入力したい場合は「\Gamma」と入力してください。

σ(シグマ)

σ(シグマ)

σ(シグマ)とは、ギリシャ文字の18番目にあたる文字です。大文字は「Σ」です。

大文字のΣは総和を求める際に使用され、小文字のσは標準偏差を表します。

σの入力方法

σを入力するには、数式プレースホルダー内で「\sigma」と入力し、Spaceキーを押します。

大文字のΣを入力したい場合は「\Sigma」と入力してください。

μ(ミュー)

μ(ミュー)

μ(ミュー)は、ギリシャ文字の12番目にあたる文字です。大文字は「Μ」です。

統計学では平均値を示す際に使用されます。

μの入力方法

μを入力するには、数式プレースホルダー内で「\mu」と入力し、Spaceキーを押します。

大文字のΜを入力したい場合は「\Mu」と入力してください。

δ(デルタ)

δ(デルタ)

δ(デルタ)は、ギリシャ文字の4番目にあたる文字です。大文字は「Δ」です。

数学や物理学では、変数の微小な増分や差を表します。

δの入力方法

δを入力するには、数式プレースホルダー内で「\delta」と入力し、Spaceキーを押します。

大文字のΔを入力したい場合は「\Delta」と入力してください。

ω(オメガ)

ω(オメガ)

ω(オメガ)は、ギリシャ文字の最後である24番目にあたる文字です。大文字は「Ω」です。

物理学では角度速を表す際に使われます。また、未知数を表すのに用いられることもあります。

ωの入力方法

ωを入力するには、数式プレースホルダー内で「\omega」と入力し、Spaceキーを押します。

大文字のΩを入力したい場合は「\Omega」と入力してください。

π(パイ)

π(パイ)

π(パイ)は、ギリシャ文字の16番目にあたる文字です。大文字は「Π」です。

大文字のΠは累積を表し、小文字のπは円周率を表します。

πの入力方法

πを入力するには、数式プレースホルダー内で「\pi」と入力し、Spaceキーを押します。

大文字のΠを入力したい場合は「\Pi」と入力してください。

θ(シータ)

θ(シータ)

θ(シータ)は、ギリシャ文字の8番目にあたる文字です。大文字は「Θ」です。

一般的に角度を表すときに用いられます。

θの入力方法

θを入力するには、数式プレースホルダー内で「\theta」と入力し、Spaceキーを押します。

大文字のΘを入力したい場合は「\Theta」と入力してください。

Macでギリシャ文字を入力するショートカット

Σ(シグマ)

Σ(シグマ)を入力するショートカット

MacでΣ(シグマ)を入力するショートカットは、option + Wです。

Σが入力された

ショートカットキーを押すと、このように大文字のΣが入力されます。

μ(ミュー)

μ(ミュー)を入力するショートカット

Macでμ(ミュー)を入力するショートカットは、option + Mです。

μを入力できた

ショートカットキーを押すと、このように小文字のμが入力されます。

Δ(デルタ)

Δ(デルタ)を入力するショートカット

MacでΔ(デルタ)を入力するショートカットは、option + Jです。

Δを入力できた

ショートカットキーを押すと、このように大文字のΔが入力されます。

ω(オメガ)

ω(オメガ)を入力するショートカット

Macでω(オメガ)を入力するショートカットは、option + Zです。

ωを入力できた

ショートカットキーを押すと、このように小文字のωが入力されます。

π(パイ)

π(パイ)を入力するショートカット

Macでπ(パイ)を入力するショートカットは、option + Pです。

πを入力できた

ショートカットキーを押すと、このように小文字のπが入力されます。

Π(パイ)を入力するショートカット

また、大文字のΠを入力するショートカットもあります。

MacでΠ(パイ)を入力するショートカットは、option + shift + Pです。

Π(パイ)を入力できた

ショートカットキーを押すと、このように大文字のΠが入力されます。