エクセルでチェックボックスのチェック済みを集計する方法

今回はこちらの表を使って、チェックした項目の合計値を出す方法を説明します。チェックボックスとSUMIF関数を組み合わせることで、例えば「チェックを付けた果物の合計金額を出す」といったことが可能になります。

まずはリンクするセルを設定するため、チェックボックスを右クリックし、コントロールの書式設定を選択します。

「コントロールの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。コントロールタブを選択し、「リンクするセル」の上矢印ボタンを押します。

チェックボックスとリンクするセル（例：E3）を選択すると、コントロールの書式設定ダイアログボックスに「$E$3」と表示されます。設定を確定するため、下矢印ボタンを押します。

OKボタンを押します。

これでリンクするセルの設定が完了しました。チェックボックスを選択してチェックを入れると、先ほどリンクしたセルに「TRUE」と表示されます。

もう一度チェックボックスを選択してチェックを外すと、「FALSE」と表示されます。

他のチェックボックスでも同じように、リンクするセルの設定を行います。この設定はコピー&ペーストやオートフィルで一括設定できないため、1つずつ設定しましょう。全てのチェックボックスでリンクするセルを設定できたら、次の手順に進んでください。

合計値を表示したいセル（例：D9）を選択し、数式バーに「=SUMIF(E3:E7,TRUE,C3:C7)」と入力します。SUMIF関数とは検索条件に一致するセルの値を合計する関数であり、書式は「=SUMIF(範囲,検索条件,[合計範囲])」です。今回の例だと「E3~E7セルにTRUEと表示されている項目のみ、C3~C7セルの値を合計する」ことになります。

Ctrl + Enterを押して、関数の入力を確定します。すると、今回チェックを入れた「みかん」「いちご」「ぶどう」の金額を合計した「800」という数字がセルに表示されます。