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エクセルで列が再表示できない場合

エクセルの「非表示」は、不要なデータや他の人に見せたくない部分を表示させない便利な機能です。

隠していた列を再表示させたいと思った時、列が再表示できない場合があります。

この記事では、列が再表示できない原因と対策についてご紹介しています。

エクセルで列が再表示できない場合

エクセルで列が再表示できない場合の対処法をご紹介します。

以下では、3つの原因と対処法を載せているので参考にしてみてください。

シートが保護されている

再表示のグレーアウト

再表示を実行しようとした際、メニューを開くと上記の画像のように「再表示」の項目がグレーアウトしている場合は、シートが保護されている可能性があります。

シートの保護とは、他の人が勝手に編集できないようにロックをかける機能です。

以下の記事「シートの保護を解除する方法」セクションでシートの保護を解除する方法をご紹介しています。

エクセルでシート保護を解除する方法

A列だけが再表示できない

再表示させたい列を挟んで前後の列を選択し、メニューから「再表示」を実行するという手順では、先頭のA列は再表示できません。

そのような場合の対処法は、以下の記事「エクセルでA列が再表示できない場合の対処法」セクションでご紹介しています。

エクセルでA列が再表示できない場合

ショートカットキーが無効になっている

Windows のエクセルでは、以下のショートカットキーを使うことで簡単に列の非表示と再表示をすることができます。

操作ショートカットキー
列の非表示Ctrl+0
列の再表示Ctrl+Shift+0

上記のショートカットキーが使えない場合はキーボードの設定を見直しましょう。

Windows 11では以下の手順でショートカットキーを有効にすることができます。

設定変更

スタートボタン、②設定の順に選択します。

時刻と言語から入力を選択

設定画面が表示されたら、①時刻と言語、②入力の順に選択します。

キーボードの詳細設定を選択

キーボードの詳細設定を選択します。

言語バーのオプションを選択

言語バーのオプションを選択します。

キーシーケンスの変更

「テキスト サービスと入力言語」ダイアログボックスが表示されました。

キーの詳細設定、②キー シーケンスの変更の順に選択します。

割り当てなしに変更

「キー シーケンスの変更」ダイアログボックスが表示されました。

「キーボード レイアウトの切り替え」から①割り当てなしを選択し、②OKボタンを押します。

変更した設定を保存

「テキスト サービスと入力言語」ダイアログボックスが表示されました。

OKボタンを押します。

これでショートカットキーが有効になりました。エクセルの画面に戻り、ショートカットキーが使えるか確認してみてください。

上記の手順を試してもショートカットキーが使えない場合は、OSとエクセルのバージョンの組み合わせが関係している可能性があります。

その場合は、アクセスキーであるAlt+H+O+U+Lを押して再表示をしてみましょう。