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エクセルで日付の表示に関する関数

Excelで日付を表示する際、関数を使用することにより詳細な条件の設定や計算が容易となるなどのメリットが得られます。

この記事では、日付の表示に関する関数について解説します。

TODAY関数、NOW関数、DATE関数、DATEDIF関数、WORKDAY関数の5つについて説明します。

エクセルで日付の表示に関する関数

Excelで日付を表示する際に使える関数は様々です。例えば、以下のような関数を利用することができます。

  • TODAY関数(本日の日付を取得する)
  • NOW関数(本日の日付・日時を取得する)
  • DATE関数(年月日それぞれのデータを引数として作成する)
  • DATEDIF関数(2つの日付間の年数・月数・日数を計算する)
  • WORKDAY関数(土日や祝日を除外して日付を計算する)

TODAY関数

TODAY関数は、「今日」の日付を取得してセルに表示する関数です。書式は「=TODAY()」です。

TODAY関数の活用方法としては、請求書の発行日やマニュアルの更新日など、自動的に表示するために使用されることが一般的です。

詳しい使い方については、以下の記事を参照してください。

ExcelのTODAY関数の使い方|今日の日付を求める

NOW関数

NOW関数は、「今日」の日付と時刻を取得してセルに表示する関数です。書式は「=NOW()」です。

在庫管理や勤怠管理など、現在の日付だけでなく時刻まで知りたい場合などに使用されることが一般的です。使い方については以下のとおりです。

NOW関数を入力

任意のセル(B2)を選択し、「=NOW()」を入力します。

Ctrl + Enterを押して確定します。

日付と時刻の入力

B2セルに日付と時刻(例: 2023/9/26 16:01)が表示されました。

DATE関数

DATE関数とは「年」「月」「日」を引数にして日付を作成する関数です。書式は「=DATE(年,月,日)」です。

DATE関数は、年次・月次レポートの作成、経過日数の計算などに便利です。詳しい使い方については、以下の記事を参照してください。

ExcelのDATE関数の使い方|日付をシリアル値に変換する

DATEDIF関数

DATEDIF関数とは、2つの日付(開始日と終了日)間の年数や月数、日数を求めることができる関数です。DATEDIF関数の書式は「=DATEDIF(開始日,終了日,単位)」です。

DATEDIF関数は年齢の計算、勤続年数の確認、プロジェクト期間の算出などに便利です。詳しい使い方については、以下の記事を参照してください。

ExcelのDATEDIF関数の使い方|2つの日付間の年数/月数/日数を計算

WORKDAY関数

WORKDAY関数は、開始日から指定した日数を加算/減算する際に、土日や祝日を除外して日付を計算する関数です。書式は「=WORKDAY(開始日,日数,[祭日])」です。

WORKDAY関数はプロジェクト完了予定日までの日数計算・イベントの日程調整などに便利です。詳しい使い方については、以下の記事を参照してください。

ExcelのWORKDAY関数の使い方|稼働日を求める