エクセルでコメントを印刷しない方法

エクセルのコメントやメモは、データの補足やメモとしてとても便利な機能です。

しかし、印刷時には不要な場合もあります。

この記事では、エクセルでコメントを印刷しない方法をご紹介します。

エクセルのコメントとは

エクセルのコメントとは、編集者と時刻が設定されるスレッド機能です。

そのため、複数のユーザー間のやりとりに適しています。

上の画像は、特定のセルにコメントを挿入した例です。

上の画像は、シートの末尾にエクセルのコメントが印刷された例です。

赤矢印で示す通り、編集画面のような表示ではなくテキストで印刷されます。

エクセルでコメントを印刷しない方法をご紹介します。

ページ設定から印刷しない方法をご説明します。このセクションでご説明する方法は、エクセルのメモ機能も印刷しないようにすることができます。

①ページレイアウトタブ、②シートのページ設定の順に選択します。

「ページ設定」ダイアログボックスが表示されました。①「コメントとメモ」の項目で「(なし)」を選択し、②OKボタンを押します。

実際に印刷して確認すると、コメントを印刷せずに表を印刷することができました。

エクセルの以前のバージョンで「コメント」だった機能が、「メモ」に名称変更されました。

エクセルのメモ機能は、データに関するメモや注釈を付けるためのものです。

以下で、セルの設定からメモ機能を印刷しない方法をご説明します。

①メモを挿入したセルを選択し右クリックします。

②メモの表示/非表示を選択します。

上の画像の赤矢印で示す通り、メモを挿入したセルの上にマウスオーバーしたときのみメモが表示されるようになりました。

①ページレイアウトタブ、②シートのページ設定の順に選択します。

「ページ設定」ダイアログボックスが表示されました。

①「コメントとメモ」の項目で「画面表示イメージ(メモのみ)」を選択します。

「画面表示イメージ(メモのみ)」を選択することで、メモを常時表示する設定をした場合はメモも印刷され、非表示設定にした場合はメモも印刷されません。

文字通り編集画面の表示通りに印刷するため、その都度ページ設定で変更する必要がなくなります。

②OKボタンを押します。

実際に印刷して確認すると、メモを印刷せずに表を印刷することができました。