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エクセルからワードに貼り付けた時の線を消す方法

エクセルで作成した表などをワードに貼り付けると、線がついてしまうことがあります。

この記事では、エクセルからワードに貼り付けた時の線を消す方法をご紹介します。

線の種類によって消し方が異なりますので、表示されている線に合った消し方を試してみてください。

エクセルからワードに貼り付けたときの線について

エクセルのシートの一部をコピーしてワードに貼り付けると、貼り付ける形式によって「線」が表示される場合があります。

線は「グレーの線」と「黒い点線」の2種類があります。

グレーの線が表示される

上記の画像のように薄いグレーの線が表示されるのは、貼り付けの形式として「図」もしくは「Microsoft Excel ワークシート オブジェクト」を選んだ場合です。

グレーの線は、エクセルのセルの罫線がそのまま表示されているものなので、印刷する際にも反映されます。

黒い点線が表示される

上記のように黒い点線が表示されるのは、特に形式を選択せずにコピーアンドペーストで貼り付け場合や、テキスト形式を選択して貼り付けた場合です。

黒い点線はワードのグリッド線が表示されている状態になります。印刷には反映されませんが、見た目が気になる場合は消すことが可能です。

エクセルをワードに貼り付ける際のさまざまな貼り付け方については、以下の記事でご紹介しています。

エクセルのグラフをワードに貼り付ける方法

エクセルからワードに貼り付けた時の線を消す方法

グレーの線と黒い点線を消す方法をご紹介します。

グレーの線を消す方法

グレーの線を消す方法は、エクセルをワードに図として貼り付けたのか、Microsoft Excel ワークシート オブジェクトとして貼り付けたのかによって消し方が異なります。

以下でそれぞれご紹介します。

図として貼り付けている場合

エクセルを図として貼り付けたい場合は、先にエクセルで線を消してから貼り付けるとグレーの線を消すことができます。

目盛線を消す

ワードに貼り付けたいエクセルのシートを開きます。

「表示」タブを選択し、②「目盛線」のチェックマークを外します。

コピーする

シートの線が消えました。

ワードに貼り付けたい範囲を選択して、Ctrl + Cを押してコピーします。

図として貼り付ける

ワードを開きます。

「貼り付け」、②「図」の順に選択します。

グレーの線が消える

グレーの線を表示させずに、図として貼り付けられました。

Microsoft Excel ワークシート オブジェクトとして貼り付けている場合

Microsoft Excel ワークシート オブジェクトとして貼り付けている場合に、グレーの線を消す方法は以下のとおりです。

ダブルクリックする

ワードに貼り付けたエクセルをダブルクリックします。

目盛線のチェックを外す

ワードの画面でエクセルが開きます。

「表示」タブを選択し、②「目盛線」のチェックマークを外します。

グレーの線が消える

以上の操作で、Microsoft Excel ワークシート オブジェクトとして貼り付けている状態のグレーの線を消すことができました。

黒い点線を消す方法

黒い点線を消す方法は以下のとおりです。

グリッド線の表示を消す

①ワード上のエクセルをクリックして選択した状態にし、②「レイアウト」タブを選択します。

③オンになっている「グリッド線の表示」を選択してオフにします。

黒い線が消える

以上の操作で黒い点線を消すことができました。