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エクセルのINT関数の使い方|元の数値より小さい整数に切り捨て

整数に切り捨てるINT関数の使い方ページです。

切り捨てる関数は他にも2つありますが、結果が違いますのでその違いも表にまとめました。

INT関数の読み方

INT関数=イント関数です。Integer(整数)の頭3文字を取っております。

INT関数の使い方

それではINT関数の使い方を見ていきましょう。

第1引数(数値)

INT関数の書式

INT関数は第1引数のみの指定です。整数にしたい数値を入力またはセルを参照するだけです。

=INT(数値)

INT関数の入力

『=INT(』でINT関数を開始します。

セルの参照

数値をセル参照します。そしてEnterで確定します。

INT関数で整数に

切り捨てられ、整数になりました。【フィルハンドルを下へドラッグ】して他のセルへ反映させます。

他のセルへ反映

負の数でも切り捨てられ、整数になりました。

INT関数の意味(TRUNC関数・ROUNDDOWN関数の違い)

INT関数は切り捨てて整数にする関数ですが、他に切り捨てができる「TRUNC関数」や「ROUNDDOWN関数」とは少し違います。

TRUNCとROUNDDOWNとの違い

負の数(-12.345)をそれぞれ3つの関数で切り捨てると、INT関数だけ結果が違います。

TRUNC関数とROUNDDOWN関数は小数点以下を切り捨てるのに対して、INT関数は元の数値より小さい整数に切り捨てるのです。なので-12.345は、-13の方が小さい整数になるのでそのような結果となります。

INT関数で四捨五入はできる?

INT関数では四捨五入ができないので、その場合は他の関数を利用しましょう。以下の記事を参考にしてください。

エクセルで四捨五入をするROUND関数の使い方