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Excelで指定の行にジャンプする方法

突然Excelファイルの500行目を見てくださいと言われ、スクロールして確認することを想像し、途方に暮れる方も多いのではないでしょうか。

そんなとき、スクロールせずに指定した行へ瞬時にジャンプ(移動)する手段を覚えておくとよいでしょう。

この記事では、指定した行にジャンプする2つの方法について説明します。1つ目は名前ボックスを使用する方法、2つ目はジャンプダイアログボックスを使用する方法です。

名前ボックスを利用する

Excelの名前ボックスを使用して、指定したセル番地を含む行(例:500行目)に移動する方法については、以下を参照してください。

名前ボックスを選択する

名前ボックスを選択します。

セル番地を入力する

名前ボックスにジャンプしたい行を含むセル番地(例:A500)を入力します。

A500にジャンプする

Enterを押します。指定したセル番地(例:A500)にジャンプすることができました。瞬時に500行目に移動することができました。

ジャンプダイアログボックスを利用する

ジャンプダイアログボックスを使ったジャンプの方法は、大きく分けて以下の2つがあります。

  • 移動したい行に含まれるセル番地にジャンプする
  • 行全体を選択してジャンプする

以下のセクションでは、その2つの方法について説明します。

移動したい行に含まれるセル番地にジャンプする

ジャンプダイアログボックスを使用して、指定したセル番地を含む行(例:500行目)に移動する方法については、以下を参照してください。

Excelのシートを開く

アクティブセルがA1になっていることを確認します。

ジャンプダイアログボックスでセル番地を入力する

Ctrl + Gを押すと、ジャンプダイアログボックスが表示されます。もしくは、F5を押しても同じ操作が可能です。

①参照先にジャンプしたい行を含むセル番地(例:A500)を入力し、②OKボタンを押します。

500行目に瞬時にジャンプ

指定したセル番地(例:A500)にジャンプすることができました。

瞬時に500行目に移動することができました。

行全体を選択してジャンプする

ここでは、ジャンプダイアログボックスを使用して、行全体を選択してジャンプする方法について説明します。

A1を確認する

アクティブセルがA1になっていることを確認します。

500:500を参照先に入力する

Ctrl + Gを押すと、ジャンプダイアログボックスが表示されます。もしくは、F5を押しても同じ操作が可能です。

①参照先にジャンプしたい行(例:500:500)を入力し、②OKボタンを押します。

500行目が選択された状態になる

自動的に500行目にジャンプしました。

500行目だけ行全体が選択されていることがわかります。