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エクセルで3行おきのデータを合計する方法

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3種類の商品の価格の合計や、国語・数学・英語の点数をそれぞれまとめたい時など、「3行ずつ合計する方法があればいいのに」と思う方は多いです。

これは、複数の関数を組み合わせた数式を作成することで実現できます。

今回は、複数の関数を用いて、3行ごとに合計データを出す方法を説明します。

3行おきのデータを合計するための関数

ここでは、データを3行ごとに合計するための4つの関数について説明します。

ROW関数

ROW関数とは、指定したセル参照の行番号を返す関数です。

ここでは、指定されたセルから3で割るための行番号を抽出する役割を果たしています。

ROW関数の詳細については、以下の記事を参照してください。

ExcelのROW関数の使い方|セルの行番号を求める

MOD関数

MOD関数は、割り算をして余りの数を求める関数です。

ここでは、ROW関数を使って、抽出した行番号を3で割って余りを求めるのに使います。

MOD関数の詳細については、以下の記事を参照してください。

ExcelのMOD関数の使い方|割り算の余りを求める

IF関数

IF関数は論理式の結果(真また偽)に応じて、指定された値を返す関数です。

ここでは、行番号を3で割った余りが指定した条件を満たしているかどうかを判断する目的で使用します。

IF関数の詳細については、以下の記事を参照してください。

ExcelのIF関数の使い方|論理式の条件(IF文)によって処理を分岐

SUM関数

SUM関数は、セル範囲に含まれる数値の合計を求める関数です。

ここでは、ROW関数、MOD関数、IF関数で抽出した行の数値の合計を求める目的で使います。

SUM関数の詳細については、以下の記事を参照してください。

ExcelのSUM関数の使い方|数値を合計(足し算)する

3行おきのデータを合計する方法

複数の関数を使って3行目ごとにデータを合計する方法については、以下を参照してください。

作業時間:2分

合計値を反映させたいセルを選択する

りんごのセルを選択する

合計値を反映させたい任意のセル(例:C11)を選択します。

行番号÷3で余りが2の関数を入力する

余り2の関数を入れる

3行目ごとにデータを合計するには、ROW、MOD、IF、SUMの4つの関数を組み合わせて使用します。りんごの値段は2、5、8行目にあるので、これらの行番号を3で割って余りを2にする関数を作成します。ここでは、数式バーに=SUM(IF(MOD(ROW(C2:C10),3)=2, C2:C10,0))を入力します。

行番号÷3で余りが0の関数を入力する

余り0の関数を入れる

Enterを押します。バナナの値段は3、6、9行目にあるので、これらの行番号を3で割って余りを0にする関数を作成します。ここでは、数式バーに=SUM(IF(MOD(ROW(C2:C10),3)=0, C2:C10,0))を入力します。

行番号÷3で余りが1の関数を入力する

余り1の関数を入れる

Enterを押します。みかんの値段は4、7、10行目にあるので、これらの行番号を3で割って余りを1にする関数を作成します。ここでは、数式バーに=SUM(IF(MOD(ROW(C2:C10),3)=1, C2:C10,0))を入力します。

3行ごとの合計金額を算出

3行おきに計算結果が出た

Ctrl + Enterを押します。りんご、バナナ、みかんの合計のセルで、それぞれ3行ごとに合計金額を計算することができました。