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WPS Office Standard Editionとは?価格や互換性などの情報

「Microsoft Word、Excel、PowerPointをもっと手頃に使いたい。」と思ったことありませんか?そんな時に利用できるOffice互換ソフトに、WPS Officeがあります。

本記事では、WPS Officeのなかでも人気の高いWPS Office Standard Editionについて紹介します。

WPS Office Standard Editionとは?

WPS Officeはキングソフト株式会社が提供するMicrosoft Office互換ソフトです。

パッケージ版(CD-ROM版)では、Gold Edition、Standard W Edition、Standard Edition、Premium Presentation、Personal Editionが販売されています。

Standard Edition(スタンダード エディション)は3つのソフト「Writer(文章作成)」、「Spreadsheets(表計算)」、「Presentation(スライド作成)」および基本フォント、クリップアートを含む標準版です。

WPS Office(キングソフト オフィスソフト)

WPS Office Standard Editionの価格

2020年8月13日現在、AmazonでのWPS Office Standard Edition(パッケージ版)の価格は¥5,600(税込)、ダウンロード版は¥5,988(税込)です。

価格は時期によって変動する場合がございますので、詳しくは以下のセクションをご覧ください。

各モールで「Standard Edition」の価格を見る

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キングソフト WPS Office 2 - Standard Edition|ダウンロード版

キングソフト WPS Office 2 - Standard Edition|ダウンロード版

    WPS Office Standard Editionの評判

    WPS Office Standard Editionの評判については、たとえば以下のような口コミがあります。

    • Microsoft Office 互換はWPS Office Standard Editionが一番使いやすい
    • コストパフォーマンスかなり良い
    • 格安でWord、Excel、PowerPointの資料の編集ができ満足に使える

    Office製品とWPS Office Standard Editionの互換性

    拡張子

    WPS Officeで利用できる拡張子は.wpsなど独自形式のものと、.docなどMicrosoftやその他互換ソフト(例:LibreOffice)で利用できる形式のものがあります。

    他のソフトとデータを交換する際は、.docなどの互換性のある拡張子で保存することをお勧めします。

    Writer

    以下は、Writerで使える独自の拡張子です。

    
    .wps、.wpt
    
    

    以下は、Writerで使えるWord互換の拡張子です。

    
    .doc、.dot、.rtf、.docx、.docm、.domt、.xml、.mht、.mhtml、.xml
    
    

    Spreadsheets

    以下は、Spreadsheetsで使える独自の拡張子です。

    
    .et、.ett
    

    以下は、Spreadsheetsで使えるExcel互換の拡張子です。

    
    .xls、.xlt、.xlsx、.xlsm、.dbf、.xml、.html、.htm、.mht、.mhtml、.txt、.csv、.prn、.dif、.xltx、.xltm
    
    

    Presentation

    以下は、Presentationで使える独自の拡張子です。

    
    .dps、.dpt
    

    以下は、Presentationで使えるPowerPoint互換の拡張子です。

    
    .ppt、.pot、.pps、.pptx、.pptm、.potx、.potm、.ppsx、.ppsm、.jpg、.png、.tif、.bmp
    
    

    この他、すべてのソフトでPDF形式での保存ができます。

    表示の互換性

    WPS Office Standard EditionのWriter、Spreadsheets、PresentationのソフトでMicrosoftファイルを開いて、互換性を確認してみましょう。

    Writer

    下記では、WordファイルをWriterで開き、表示の差異を見ていきます。

    wps-office-standard-edition WordとWriter 1

    ページを用意します。今回はWordでテンプレートファイルを開き、名前を付けて保存します。

    wps-office-standard-edition WordとWriter 2

    Wordで保存したページをWriterで開きます。Wordとほぼ同じページが表示されました。

    Spreadsheets

    下記では、ExcelファイルをSpreadsheetsで開き、表示の差異を見ていきます。

     wps-office-standard-edition ExcelとSpreadsheets

    シートを用意します。今回はExcelでテンプレートファイルを開き、名前を付けて保存します。

     wps-office-standard-edition ExcelとSpreadsheets

    Excelで保存したシートをSpreadsheetsで開きます。Excelとほぼ同じシートが表示されました。

    Presentation

    下記では、PowerPointファイルをPresentationで開き、表示の差異を見ていきます。

     wps-office-standard-edition PowerPointとPresentation1

    スライドを用意します。今回はPowerPointでテンプレートファイルを開き、名前を付けて保存します。

     wps-office-standard-edition PowerPointとPresentation 2

    PowerPointで保存したスライドをPresentationで開きます。PowerPointとほぼ同じスライドが表示されました。

    ダウンロード(DL)版について

    WPS Officeにはダウンロード版(DL版)もあります。

    ダウンロード版はStandard Edition、Gold Edition、Platinum Edition、Personal Editionの4種類が販売されています。

    詳しくは、上記「各モールで「Standard Edition」の価格を見る」のセクションをご覧ください。

    シリアル番号の入力について

    WPS Officeは、2020.06.12にメジャーアップデート版「WPS Office 2」がリリースされています。

    2020.8.13現在、「WPS Office 2」の販売はキングソフトのオンラインショップのみですが、シリアル番号を入力することで「WPS Office」を「WPS Office 2」に無償でアップグレードできます。

    KINGSOFTサポートから指定のURLを開き、入力してください。