Windowsのパスワードを変更するショートカット

セキュリティを高めるため、または単純に忘れた場合、PCのパスワード変更はときどき必要になります。

パスワード変更を一発でできるショートカットはありませんが、簡単なキー操作で手順を踏んで変更することは可能です。

この記事では、Windowsのパスワードを変更する簡単な方法を紹介します。安全なPC利用を続けるため、この方法を覚えておきましょう。

Windowsのパスワードを変更するショートカット

Windowsでパスワードを変更できるショートカットとして、Ctrl + Alt + Deleteがあります。

このキーを押すといくつかの項目が表示されますが、この中に「パスワードの変更」という項目がある場合があります。

今回、Windows 11で検証を行ったところ、上記画像のようにパスワード変更の項目は表示されませんでした。

もし、Ctrl + Alt + Deleteを押して「パスワードの変更」が表示されたら、以下の記事「パスワードを変更するためのショートカット」を参考にパスワード変更を行ってみてください。

Windows 10でのパスワード変更（変更できない時の対処含む）

パスワード変更の項目がなかった場合は、以下の方法をお試しください。

まずはWindowsのロック画面を表示します。

ロック画面は、Windows + Lを押すことで表示できます。表示できたら、Enterキーを押します。

Tabキーを押して「PINを忘れた場合」を選択し、Enterキーを押します。

「Microsoft アカウント」ダイアログボックスが表示されます。

Windowsを使用するにあたって、Microsoft アカウントを使用している場合はこのような画面が表示されます。

手順を進めるには、使用しているMicrosoft アカウントのパスワードを入力し、Enterキーを押します。

パスワードを変更するには、本人確認をする必要があります。

Microsoft アカウントと紐づくメールアドレス宛にメールを送信することを確認し、Enterキーを押します。

本人確認を行うためメールアドレスを入力し、Enterキーを押します。

先ほど入力したメールアドレス宛に、Microsoftから確認コードが送られてきますのでご確認ください。

コードを入力し、Enterキーを押します。

PINコードをリセットすると、アプリで再度サインインを求められる場合があること、組織で管理されているデータが失われることがあることを確認します。

続けるには、Enterキーを押します。

「新しいPIN」に任意のパスワードを入力し、Tabキーを押します。

「PINの確認」に、新しいPINに入力したパスワードをもう一度入力し、Enterキーを押します。

パスワードの変更が完了すると、自動的にWindowsのデスクトップが表示されます。

以上でパスワードを変更する手順は完了です。

やや手間はかかりますが、どこからパスワードを変更できるのか知っておくことで、困ったときに役立ちます。