段落や行間の調整はWord文書の体裁を整える上でとても重要です。
しかし、細かい設定が多く手間取ってしまうこともよくあると思います。
ショートカットキーを利用すれば面倒な段落や行間の設定も一瞬でできてしまいます。
ぜひこのショートカットキーを活用してサクサクと作業を進めましょう。
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段落の両端揃えと左揃えを切り替える

ページを用意します。赤枠部分のコマンドを確認すると「左揃え」になっています。
※カーソルは第1段落のどこに置いても良いです。

Ctrl+Jを押すと「左揃え」から「両端揃え」に移行します。
Macの場合:⌘+J

もう一度Ctrl+Jを押すと「両端揃え」から「左揃え」に移行します。
Macの場合:⌘+J
段落の左インデントを設定する

ページを用意します。赤枠部分の左インデントにご注目ください。
※カーソルは第1段落のどこに置いても良いです。

Ctrl+Mを押すと4文字分右へインデントします。
Macの場合:control+shift+M
段落の左インデントを削除する

ページを用意します。赤枠部分の左インデントにご注目ください。
※カーソルは第1段落のどこに置いても良いです。

Ctrl+Shift+Mを押すと4文字分左にインデントします。
Macの場合:⌘+shift+M
ぶら下げインデントを右へ移動する

ページを用意します。赤枠部分のぶら下げインデントにご注目ください。
※ぶら下げインデントとは、2行目以降の位置をずらす機能です。

Ctrl+Tを一度押すとぶら下げインデントが1.5文字分右へインデントされました。
※もう一度Ctrl+Tを押すとさらに2.5文字分右に、もう一度同じボタンを押すとさらに4文字分右にインデントします。
Macの場合:⌘+T
ぶら下げインデントを左へ移動する

ページを用意します。赤枠部分のぶら下げインデントが8文字目の場所にあります。

Ctrl+Shift+Tを押すと、ぶら下げインデントが4文字分左へインデントしました。
※もう一度Ctrl+Shift+Tを押すと、2.5文字分左に、もう一度同じボタンを押すとさらに1.5文字分左にインデントします。
Macの場合:⌘+shift+T
段落書式を解除する
段落書式とは、Wordでの段落単位で設定する書式(文字の配置、行間など)を指します。
このショートカットキーでは設定してある段落書式がまとめて解除されます。
※フォントのサイズや色については、このショートカットキーでは変更されません。

ページを用意します。赤枠を見ると第一段落が右揃えになっています。
※カーソルは第1段落のどこに置いても良いです。

Ctrl+Qを押すと第1段落の右揃えが解除されます。
書式の詳細作業の右ナビゲーションを開く

Shift+F1を押すと「書式の詳細作業」の右ナビゲーションが開きます。
[スタイルの適用]作業ウィンドウを開く

Ctrl+Shift+Sを押すと「スタイルの適用」の作業ウィンドウが開きます。
[スタイル]の作業ウィンドウを開く

Ctrl+Alt+Shift+Sを押すと「スタイル」の作業ウィンドウが開きます。
オートフォーマットを開始する
オートフォーマットとは、書式や文字の表記などの設定を入力内容に応じて自動で行う機能です。
このオートフォーマット機能をショートカットキーで開始する一例を、以下ご紹介していきます。

ページを用意します。文末に『ーーー』を押します。
※まだオートフォーマットが開始していない状態です。

Ctrl+Alt+Kを押すとオートフォーマットが開始し、「ーーー」が「段落罫線」に変化します。
Macの場合:⌘+option+K
標準スタイルを設定する

スタイル(フォントやサイズ、色、段落の配置、間隔などの書式設定)を「標準」(デフォルトの状態)にしたいときに利用します。
⌘+shift+Nを押すと「標準」のスタイルが設定されます。
見出し1のスタイルを設定する

Ctrl+Alt+1を押すと「見出し1」のスタイルが設定されます。
Macの場合:⌘+option+1
見出し2のスタイルを設定する

Ctrl+Alt+2を押すと「見出し2」のスタイルが設定されます。
Macの場合:⌘+option+2
見出し3のスタイルを設定する

Ctrl+Alt+3を押すと「見出し3」のスタイルが設定されます。
Macの場合:⌘+option+3
行間を1行に設定する

Ctrl+1を押すと行間が1行に設定されます。
Macの場合:⌘+1
行間を2行に設定する

Ctrl+2を押すと行間が2行に設定されます。
Macの場合:⌘+2
行間を1.5行に設定する

Ctrl+5を押すと行間が1.5行に設定されます。
Macの場合:⌘+5
段落間の行間を1行または0行に設定する

Ctrl+0を押すと段落直前の行間が1行または0行に設定されます。
Macの場合:⌘+0
他のショートカットキーも合わせてチェック!
ここでご紹介できなかったショートカットキーの一覧ページもご用意しております。ぜひ、参考にしてください。
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