• 公開日:

エクセルではがき(年賀状)の宛名を印刷する方法

エクセルのセル幅や高さを調節することで、はがき(年賀状)の宛名を印刷することができます。

この記事では、エクセルではがき(年賀状)の宛名を印刷する方法をご紹介します。

はがきと年賀状、2パターンの宛名を印刷する方法をご説明しています。

エクセルではがき(年賀状)の宛名を印刷する方法

エクセルではがき(年賀状)の宛名を印刷する方法をご紹介します。

はがき/年賀状共通の設定方法

はがき/年賀状共通の設定方法をご説明します。

フォントを設定する

フォントを設定します。

左上の全選択、任意のフォント(例:MS 明朝)の順に選択します。

宛名のフォントは「明朝体」が多く使用されています。

「ゴシック体」はカジュアルな印象になるため、友人や身近な方に送る場合は堅苦しさがなくなります。

上司や目上の方に宛てる場合に望ましいのは、「楷書体」「行書体」「行楷書体」「隷書体」などの毛筆書体です。

必ずしも定番のフォントにこだわるのではなく、送る相手にふさわしいフォントで宛名を印刷しましょう。

ユーザー設定の余白を選択する

ページ レイアウトタブ、余白、ユーザー設定の余白の順に選択します。

余白を0にする

「ページ設定」ダイアログボックスが表示されました。

すべての余白の数値に0と入力し、②オプションボタンを押します。

フチなし全面印刷を選択する

「プリンターのプロパティ」ダイアログボックスが表示されました。

「フチなし全面印刷」にチェックを入れます。

用紙のポップアップ

「フチなし全面印刷」にチェックを入れると、上記のダイアログボックスが表示されます。

①選択できる用紙の種類で「はがき(あて名面)」を選択し、②OKボタンを押します。

プリンターの設定を行う

再び「プリンターのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。

①出力用紙サイズで「はがき」、②給紙方法で「後トレイ」(お使いのプリンターによっては「手差し」)の順に選択し、③OKボタンを押します。

OKボタンを押す

再び「ページ設定」ダイアログボックスが表示されるので、OKボタンを押します。

ファイルタブを選択する

ファイルタブを選択します。

オプションを選択する

オプションを選択します。

ルーラーの単位を変更する

「Excel のオプション」ダイアログボックスが表示されました。

詳細設定、②ルーラーの単位で「ミリメートル」の順に選択し、③OKボタンを押します。

以上で、はがき/年賀状の宛名印刷の共通設定が完了しました。

はがきの宛名を印刷する方法

はがきの宛名を印刷する方法をご説明します。

ページ レイアウトボタンを押す

画面右下のページ レイアウトボタンを押します。

列の幅を選択する

A列を右クリックし、②列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に7㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

B、C、D、F、G、H、I列をCtrlを押しながら選択し、右クリックします。

列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に4㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

E列を右クリックし、②列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

列の幅に0.9㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

J列を右クリックし、②列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に9㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

K、M、O、Q、S、U、W列をCtrlを押しながら選択し、右クリックします。

列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に6㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

L、N、R、T、V列をCtrlを押しながら選択し、右クリックします。

列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に0.7㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

P列を右クリックし、②列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に2㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

X列を右クリックし、②列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に8㎜と入力し、②OKボタンを押します。

行の高さを選択する

1行目を右クリックし、②行の高さを選択します。

行の高さを設定する

「セルの高さ」ダイアログボックスが表示されました。

①行の高さに12㎜と入力し、②OKボタンを押します。

行の高さを選択する

2~19行目をドラッグし、Ctrlを押しながら21行目を選択し、右クリックします。

行の高さを選択します。

行の高さを設定する

「セルの高さ」ダイアログボックスが表示されました。

①行の高さに6.35㎜と入力し、②OKボタンを押します。

行の高さを選択する

20行目を右クリックし、②行の高さを選択します。

行の高さを設定する

「セルの高さ」ダイアログボックスが表示されました。

①行の高さに3㎜と入力し、②OKボタンを押します。

行の高さを選択する

22行目を右クリックし、②行の高さを選択します。

行の高さを設定する

「セルの高さ」ダイアログボックスが表示されました。

①行の高さに4.5㎜と入力し、②OKボタンを押します。

セルの結合をする

住所、氏名の入力欄を作成します。

Ctrlを押しながら、K4~M17、S5~U17、W4~X17をドラッグして選択します。

ホームタブ、「セルを結合して中央揃え」の順に選択します。

セルの結合をする

Ctrlを押しながら、B11~C19、D11~F19、G10~H19をドラッグして選択します。

下揃え、「セルを結合して中央揃え」の順に選択します。

縦書きを設定する

結合したセルをCtrlを押しながら選択し、②方向横の下矢印、縦書きの順に選択します。

中央揃えにする

郵便番号入力欄の設定を行います。

K2、M2、O2、Q2、S2、U2、W2をCtrlを押しながら選択します。

B21、C21、D21、F21、G21、H21、I21をCtrlを押しながら選択します。

中央揃えを選択します。

右揃えにする

結合したS5、右揃えの順に選択します。

上揃えにする

Ctrlを押しながら結合したS5、W4、上揃えの順に選択します。

情報を入力する

①各セルに郵便番号、住所、氏名を入力します。

ホームタブを選択し、③フォントサイズで任意の数値を入力し、各項目のフォントサイズを調節します。

入力や調整が完了したら、印刷してみましょう。

印刷して確認する

実際に印刷して確認すると、上の画像のようにはがきに宛名を印刷することができました。

年賀状の宛名を印刷する方法

年賀状の宛名を印刷する方法をご説明します。

ページ レイアウトボタンを押す

画面右下のページ レイアウトボタンを押します。

列の幅を選択する

A列を右クリックし、②列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に6㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

B、C、D、F、G、H、I列をCtrlを押しながら選択し、右クリックします。

列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に4㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

E列を右クリックし、②列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に0.9㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

J列を右クリックし、②列の幅を選択します。

行の高さを設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に10㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

K、M、O、Q、S、U、W列をCtrlを押しながら選択し、右クリックします。

列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に6㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

L、N、R、T、V列をCtrlを押しながら選択し、右クリックします。

列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に0.7㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

P列を右クリックし、②列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に2㎜と入力し、②OKボタンを押します。

列の幅を選択する

X列を右クリックし、②列の幅を選択します。

列の幅を設定する

「セルの幅」ダイアログボックスが表示されました。

①列の幅に8㎜と入力し、②OKボタンを押します。

行の高さを選択する

1行目を右クリックし、②行の高さを選択します。

行の高さを設定する

「セルの高さ」ダイアログボックスが表示されました。

①行の高さに12㎜と入力し、②OKボタンを押します。

行の高さを選択する

2~17行目をドラッグし、Ctrlを押しながら19行目を選択し右クリックします。

行の高さを選択します。

行の高さを設定する

「セルの高さ」ダイアログボックスが表示されました。

①行の高さに6.35㎜と入力し、②OKボタンを押します。

行の高さを選択する

18行目を右クリックし、②行の高さを選択します。

行の高さを設定する

「セルの高さ」ダイアログボックスが表示されました。

①行の高さに2㎜と入力し、②OKボタンを押します。

行の高さを選択する

20行目を右クリックし、②行の高さを選択します。

行の高さを設定する

「セルの高さ」ダイアログボックスが表示されました。

①行の高さに21㎜と入力し、②OKボタンを押します。

セルの結合をする

住所、氏名の入力欄を作成します。

Ctrlを押しながら、K4~M17、S5~U17、W4~X17をドラッグして選択します。

ホームタブ、「セルを結合して中央揃え」の順に選択します。

セルの結合をする

Ctrlを押しながら、B9~C17、D9~F17、G8~H17をドラッグして選択します。

ホームタブ、「セルを結合して中央揃え」、下揃えの順に選択します。

縦書きを選択する

結合したセルをCtrlを押しながら選択し、②方向横の下矢印、縦書きの順に選択します。

中央揃えにする

郵便番号入力欄の設定を行います。

K2、M2、O2、Q2、S2、U2、W2をCtrlを押しながら選択します。

B19、C19、D19、F19、G19、H19、I19をCtrlを押しながら選択します。

中央揃えを選択します。

右揃えにする

結合したS5、右揃えの順に選択します。

上揃えにする

結合したS5、W4をCtrlを押しながら選択し、②上揃えを選択します。

情報を入力する

各セルに郵便番号、住所、氏名を入力します。

ホームタブを選択し、③フォントサイズで任意の数値を入力し、各項目のフォントサイズを調節します。

入力や調整が完了したら、印刷してみましょう。

印刷して確認する

実際に印刷して確認すると、上の画像のように年賀状に印刷することができました。

エクセルではがきの印刷設定を行う方法

はがきをフチなし全面印刷する

上の画像は、年賀状の通信面にフチなし全面印刷をした例です。

年賀状やDM作成など、はがき印刷をする場面は少なくありません。

しかし、はがきの印刷設定を誤ると余計な余白ができたりずれたりして、印刷物としての見栄えが悪くなってしまいます。

下記の記事では、エクセルではがきの印刷設定を行う方法をご紹介しています。

エクセルではがきの印刷設定を行う方法

エクセルではがきの印刷ができない場合

サイズではがきを選択できない

上の画像は、サイズで「はがき」が表示されず、選択できない例です。

はがきの印刷は特定の設定が必要であり、正しく行わないと思わぬトラブルが起こることがあります。

下記の記事では、エクセルではがきの印刷ができない場合をご紹介しています。

エクセルの差し込み文書を確認する対処法や、プリンターの設定を確認する対処法などをご説明しています。

エクセルではがきの印刷ができない場合