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Mac版エクセルではがきの宛名を印刷する方法

この記事では、Mac版エクセルではがきの宛名を印刷する方法をご紹介します。

宛名印刷は初めての方にとっては少し難しいかもしれませんが、手順を追って行えば面倒な設定などは必要ありません。

本記事では、作成する機会が多く、一度に複数枚印刷する場合が多い年賀状印刷を例にご説明します。

Mac版ワードには「差し込み印刷ウィザード」がない?

エクセルで作成したデータをもとにはがきの印刷をする際、ワードにデータを読み込ませて印刷する「差し込み印刷」が一般的です。

はがき印刷ウィザード画面

ワードには上の画像のように「はがき印刷ウィザード」という機能があり、手順に従って情報を入力するだけで簡単にはがきの宛名印刷が可能です。

Windowsのワードにははがき印刷がある

上の画像は、Windows版のエクセルで「はがき印刷ウィザード」を表示させる手順です。

赤矢印で示す「宛名面の作成」または「文面の作成」を選択すると、「はがき印刷ウィザード」が起動されます。

差し込み印刷ウィザードが表示されない

一方、Mac版エクセルで上の画像のように同様の手順を踏んでも「はがき印刷」の項目はなく、「はがき印刷ウィザード」を起動することはできません。

「はがき印刷ウィザード」が使用できるのは、Windows版のワードと、既にサポートが終了した「Word 2011 for mac」となっています。

「Word 2016 for Mac」以降をご使用の方は、以下でご説明する方法ではがきの宛名を印刷することが可能です。

Mac版エクセルではがきの宛名を印刷する方法

Mac版エクセルではがきの宛名を印刷する方法をご紹介します。

エクセルで住所録を準備する

この記事でご紹介する方法は、ワードでエクセルデータを読み込んで差し込み印刷する方法です。

住所録を用意する

年賀状に印字したいエクセルのデータを確認します。

ワードで読み込ませる場合、住所録などの1行目は見出し(例:氏名、郵便番号など)でなければ正しく読み込むことができません。

必ず1行目に見出しがあるか、また、項目の内容と見出しが合っているか確認しましょう。

背景画像を準備する

本記事でご紹介する方法は、年賀はがきの画像をワードに配置し、画像に沿って住所などを作成していく方法です。

背景のはがきの画像を準備する方法をご説明します。

年賀状を撮影する

お手持ちの年賀状をスマートフォンなどで撮影します。

写真をトリミングする

撮影した写真をスマートフォンで年賀状ぴったりにトリミングします。

airdropで写真を送る

スマートフォンからお使いのデバイス(Mac)へ写真を送ります。

上の画像は、AirDropでiPhoneからMacに写真を共有した例です。

「受け入れる」、"ダウンロード"に保存」の順に選択します。

写真が保存された

Macに写真(例:年賀状 背景)を保存することができました。

スマートフォンからパソコン(Mac)に写真を送る方法は下記が挙げられます。

  • iCloud写真を使用して同期する(iPhoneの場合)
  • AirDropで送る(iPhoneの場合)
  • USBケーブルで接続して送る
  • LINEやGmailのアプリを同期して自分宛てに送る

Mac版ワードで差し込み印刷をする

Mac版ワードで差し込み印刷をする方法をご説明します。

以下は、ワードでの操作になります。

サイズを選択する

レイアウトタブ、サイズ、はがきの順に選択します。

ユーザー設定の余白を選択する

余白、ユーザー設定の余白の順に選択します。

余白の設定をする

「文書」ダイアログボックスが表示されました。

上下左右すべての数値に5㎜と入力し、②OKボタンを押します。

図をアップロードを選択する

挿入タブ、画像、「図をファイルから挿入」の順に選択します。

年賀状の画像を挿入する

背景画像の格納場所(例:ダウンロード)、背景画像(例:年賀状 背景)の順に選択し、③挿入ボタンを押します。

画像を背景に配置する

背景画像が挿入されました。

図の書式設定タブ、文字列の折り返し、「テキストの背面へ移動」の順に選択します。

背景画像をドラッグして、用紙ぴったりになるように大きさを調整します。

エクセルを差し込みする

赤矢印で示すように、画像を用紙ぴったりに調節できました。

エクセルのファイルを差し込みます。

差し込み文書タブ、宛先の選択、「既存のリストを使用」の順に選択します。

エクセルファイルを選択する

エクセルのファイルの格納場所(例:ダウンロード)、エクセルのファイル(例:住所録_差し込み印刷)の順に選択し、③開くボタンを押します。

横書きテキストボックスを挿入する

郵便番号を差し込む場所を作成します。

挿入タブ、テキストボックス、「横書きテキストボックス」の順に選択します。

図形の塗りつぶしを消す

背景画像の郵便番号に合わせてドラッグし、テキストボックスを配置します。

テキストボックスを選択したまま、②図形の塗りつぶし、「塗りつぶしなし」の順に選択します。

郵便番号を差し込む

テキストボックスを選択し、カーソルを表示させます。

差し込み文書タブ、差し込みフィールドの挿入、郵便番号の順に選択します。

結果のプレビューを選択する

郵便番号が差し込みされました。

結果のプレビューを選択します。

均等割り付けを選択する

郵便番号が表示されましたが、テキストボックスの端に寄ってしまっているため、テキストボックス内に均等に配置させます。

テキストボックス、ホームタブ、均等割り付けの順に選択します。

縦書きテキストボックスを挿入する

赤矢印で示すように、テキストボックスに合わせて郵便番号が表示されました。

住所や氏名を差し込む場所を作成します。

挿入タブ、テキストボックス、縦書きテキストボックスの順に選択します。

コピーする

任意の位置にドラッグしてテキストボックスを配置し、右クリックします。

コピーを選択します。

⌘+Cでも同様にコピーできます。

テキストボックスを貼り付ける

①任意の位置に⌘+Vで貼り付けます。

②再度⌘+Vで任意の位置に貼り付けます。

テキストボックスを貼り付ける

縦書きのテキストボックスが全部で3つ作成できました。

住所を差し込みたいテキストボックスを選択し、カーソルを表示させます。

差し込み文書タブ、差し込みフィールドの挿入、住所の順に選択します。

住所が差し込みされた

住所が挿入されました。

マンション名などを差し込みたいテキストボックスを選択し、カーソルを表示させます。

差し込みフィールドの挿入、マンション名などの順に選択します。

氏名を差し込む

マンション名などが差し込みされました。

氏名を差し込みたいテキストボックスを選択し、カーソルを表示させます。

差し込みフィールドの挿入、氏名の順に選択します。

全角にする

宛先の住所と氏名が差し込みされましたが、住所の数字が横になってしまっているので、正しく表示させます。

住所の数字の箇所をドラッグして選択します。

ホームタブ、文字種の変換、全角の順に選択します。

マンション名などのテキストボックスも同様に操作します。

フォントサイズを調節する

住所の数字が全角になり、縦に表示されました。

氏名のフォントサイズを大きくします。

氏名のテキストボックス、ホームタブ、フォントサイズに任意の数字(例:20)を入力または選択します。

住所なども、適宜必要に応じて大きさを調節しましょう。

氏名をコピーする

氏名のフォントサイズが調節できたら、①氏名のテキストボックスを右クリックし、②コピーを選択します。

⌘+Cでも同様の操作ができます。

敬称を入力する

⌘+Vで氏名の下に貼り付け、テキストボックス内に任意の敬称(例:様)を入力します。

コピーする

差出人の情報を入力します。

郵便番号のテキストボックスを右クリックし、②コピーを選択します。

⌘+Cでも同様の操作が可能です。

縦書きテキストボックスを選択する

⌘+Vで貼り付けし、テキストボックスを差出人の郵便番号枠に大きさを合わせ、差出人の郵便番号を入力します。

挿入タブ、テキストボックス、縦書きテキストボックスの順に選択します。

テキストボックスを配置する

任意の位置にドラッグしてテキストボックスを配置し、右クリックします。

コピーを選択します。

⌘+Cでも同様の操作が可能です。

貼り付けする

任意の位置に⌘+Vで貼り付けます。

住所と氏名を入力する

差出人の住所、差出人の氏名をそれぞれテキストボックスに入力します。

操作アシストを選択する

宛名面に必要な情報の入力が完了したら、テキストボックスの枠線を消します。

操作アシストタブを選択します。

選択ウインドウを選択する

①カーソルが表示されるので、「選択」と入力し、②「選択ウインドウ」を選択します。

オブジェクトの選択と表示

画面右側に「オブジェクトの選択と表示」が表示されます。

テキストボックスすべてを選択します。

オブジェクトの書式設定を選択する

すべてのテキストボックスが選択された状態になるので、①任意のテキストボックスを右クリックし、②「オブジェクトの書式設定」を選択します。

テキストボックスの線を消す

画面右側に「図形の書式設定」が表示されます。

図形のオプション、図形の塗りつぶしの順に選択します。

「塗りつぶしなし」、「線なし」の順に選択します。

プレビューを確認する

テキストボックスの枠線が消えました。

差し込み文書タブ、ページ数横の右矢印の順に選択し、印刷対象を確認します。

背景画像をカットする

プレビューを確認して問題なければ、背景画像を消します。

背景画像を右クリックし、②カットを選択します。

印刷設定を行う

背景画像が消えました。

差し込み文書タブ、完了と差し込み、文書の印刷の順に選択します。

プリントボタンを押す

「プリント」ダイアログボックスが表示されました。

印刷設定を確認し、問題がなければプリントボタンを押します。

印刷して確認する

実際に印刷すると、上の画像のようにMac版エクセルで年賀状に宛名印刷することができました。

エクセルではがき(年賀状)の宛名を印刷する方法

エクセルではがき印刷する

上の画像は、エクセルのセル幅や高さを調節して、はがきの宛名を印刷した例です。

下記の記事では、エクセルではがき(年賀状)の宛名を印刷する方法をご紹介しています。

Windows版のエクセルを使用してご説明していますが、Mac版のエクセルでも同様に作成/印刷することができます。

はがきと年賀状、2パターンの宛名を印刷する方法をご説明しています。

エクセルではがき(年賀状)の宛名を印刷する方法

エクセルで作成した無料の住所録まとめ

エクセル無料住所録テンプレート

上の画像は、無料でダウンロード可能なシンプルな住所録テンプレートです。

下記の記事では、エクセルで作成した無料の住所録をご紹介しています。

親戚や取引先の住所についてまとめた住所録を作成しておくと、年賀状のやりとりをする際や贈り物をする際などに便利です。

年賀状印刷の際の住所録管理にぜひお役立てください。

エクセルで作成した無料の住所録まとめ