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エクセルでコピーする範囲を指定する方法

範囲選択をしてコピーをする操作は、エクセルでの作業中に頻繁に使う基本操作です。

この記事では、エクセルでコピーする範囲を指定する方法ご紹介します。

データの移動や整理がスムーズに行えるようになりましょう。

エクセルでコピーする範囲を指定する方法

エクセルでコピーする範囲を指定するさまざまな方法をご紹介します。

エクセルで範囲指定してコピーする基本的な方法

範囲指定してコピーする

以下の記事では、エクセルでセルを範囲指定してコピーする方法をご紹介します。

範囲指定してコピーする際の基本的な方法をまとめていますのでお役立てください。

「シート全体を選択してコピーする方法」や「飛び飛びの範囲をドラッグしてコピーする方法」などについてもご紹介しています。

エクセルで範囲を指定してコピーする方法

非表示セルにしたセルをコピーしない方法

非表示の部分をコピーしない

上記の画像では、一部の行が非表示になっています。

エクセルでは非表示にした行/列を含んでコピーすると、非表示にしたセルも一緒にコピーされます。

以下の記事では、非表示にしたセルをコピーしない方法をご紹介します。

エクセルで非表示にした部分をコピーしない方法

VBAでコピーする範囲を指定する方法

VBAでコピーするセル範囲を指定し、貼り付ける方法をご紹介します。

毎回コピーする範囲が決まっていてVBAで効率よくコピーしたい場合などにお役立てください。

開発タブについて

VBAの編集には開発タブを使用します。開発タブはデフォルトでは表示されていないため、以下の記事を参考に表示させましょう。

エクセルの開発タブを表示する方法

Visual Basicを選択する

「開発」タブ、②「Visual Basic」の順に選択します。

標準モジュールを選択する

「Microsoft Visual Basic for Applications」というVBAの編集が表示されます。

「新しい標準モジュール」、②「標準モジュール」の順に選択します。

コードをコピーする

標準モジュールに以下のコードをコピーします。

今回は「A1セルからB10セルの範囲をコピーしてD1セルに貼り付ける」という意味のコードです。

Sub CopyRange()
    Dim sourceRange As Range
    Dim destinationRange As Range
    
    Set sourceRange = Range("A1:B10")
    
    Set destinationRange = Range("D1")
    
    sourceRange.Copy
    
    destinationRange.PasteSpecial Paste:=xlPasteValues
End Sub

コピーする範囲を変更したい場合は、5行目の「A1:B10」の部分を任意のセル範囲に変更します。

貼り付けるセルを変更したい場合は、7行目の「D1」を任意のセルに変更します。

保存ボタンを押す

コードを貼り付けたら、「保存」を選択します。

マクロ有効ブックで保存する

「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。

①任意の保存場所(例:デスクトップ)を選択します。

②ファイルの種類で「Excel マクロ有効ブック」を選択し、③「保存」ボタンを押します。

マクロを選択する

マクロを保存できました。

エクセルに戻って、①「開発」タブ、②「マクロ」の順に選択します。

実行ボタンを押す

「マクロ」ダイアログボックスが表示されます。

作成したマクロを選択し、②「実行」ボタンを押します。

コピーできた

するとA1セルからB10セルの範囲が、D1セルを起点に貼り付けられましtあ。