ピボットテーブルとは？エクセルのピボットテーブルの使い方

赤枠の単価の【合計】を【個数】に変えていきます。

①【変更したいフィールドの上でクリック】し、②【値フィールドの設定】を選択してください。

「値フィールドの設定」ダイアログボックスが表示されますので、①【個数】を選択し、②【OK】ボタンを押します。

値がデータの個数に変わりました。表を見ると「品名」にぶどうのデータが3つあるので、「3」と表示されております。

テーブル上で①【セルを選択】し、②【ピボットテーブル分析】タブの③【スライサーの挿入】を選択します。

「スライサーの挿入」ダイアログボックスが表示されますので、スライサーでフィルタリングしたい任意の項目を選択してください。①【日付】と②【品名】をチェックし、③【OK】ボタンを押します。

赤枠で囲まれている部分がスライサーです。スライサーのウィンドウは移動できるので、ピボットテーブルの脇に移動しました。

それぞれの項目の値をクリックするだけでフィルタリングが可能となりました。通常のフィルター機能よりも手順が少なく、とても便利に使えます。

①【グループ化する項目を選択】し、②【ピボットテーブル分析】タブを押し、③【グループの選択】を選択します。

「きゅうり」「ピーマン」「レタス」がグループ化されました。

グループ1という名前を、数式バーで『緑色の野菜』にグループ名を変更しました。

①【グループ化した項目を選択】し、②【ピボットテーブル分析】タブを押し、③【グループ解除】を選択します。

グループ化する前の状態に戻りました。他の使い方としては、日付を四半期ごとにグループ化したり、たくさんある支店を地域ごとにグループ化することに使えます。

上図のように「A店」「B店」「C店」とシートごとに店舗のデータが入っています。複数のシートにあるデータを使ったピボットテーブルを作成するには「ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード」を起動します。

「ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード」を起動するにはAlt→D→Pを押します。

「ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード」が起動したら、①【複数のワークシート範囲】を選択し、②【次へ】ボタンを押します。

①【指定】を選択し、②【次へ】ボタンを押します。

「範囲」右端の【↑】アイコンを押します。

データの範囲を指定します。まずシート「A店」のB2からG14の範囲を選択し、Enterを押します。

①【追加】ボタンを押し、範囲一覧の部分に反映されたら、②「ページフィールド数を指定ください」から【1（1）】を選択します。③「フィールド1」に『A店』と入力します。

同じようにB店、C店のデータ範囲も指定します。

C店までの指定が終わったら【次へ】ボタンを押します。

【完了】ボタンを押します。

複数のシートが1つのピボットテーブルになりました。シートごとの内容を確認することもできます。

「すべて」右横の【▼】を押します。

B店のデータに絞ってみましょう。①【B店】を選択し、②【OK】ボタンを押します。

複数のシートをピボットテーブルにしましたが、各シートのデータも確認することができました。

ピボットテーブル内の「行ラベル」横の【▼】アイコンを押します。

①【（空白）】のチェックを外し、②【OK】ボタンを押します。

ピボットテーブルから空白があった行が非表示になりました。

上図のように左側の表データ（B2セルからG14セルの範囲）をもとに右側のピボットテーブルを作成したとします。表データに新しく行を追加したところ（15行目）、ピボットテーブルには反映しませんでした。

①リボンから【ピボットテーブル分析】タブを選択し、②「データ」グループから【データソースの変更】を押します。

「ピボットテーブルのデータソースの変更」ダイアログボックスが表示されるので「テーブルまたは範囲の選択」右端の【↑】アイコンを押します。

新しく行を追加した範囲も含んだデータの範囲とします。例では、B2セルからG15セルまでの範囲を選択し、Enterを押します。

【OK】ボタンを押します。

新しく追加した行の内容がピボットテーブルに反映されました。

ピボットテーブルを新規で作成する際、「そのピボットテーブルのフィールド名は正しくありません。ピボットテーブルレポートを作成するには、ラベルの付いた列でリストとして編成されたデータを使用する必要があります。ピボットテーブルのフィールド名を変更する場合は、フィールドの新しい名前を入力する必要があります。」というアラートが出る場合があります。

上記のエラーは、「元の表データの見出しに空白があること」が原因です。見出しをすべて埋めましょう。