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エクセルで選択範囲を削除するショートカット

この記事では、エクセルで選択範囲内のセルを削除するショートカットを紹介します。

ショートカットキーを使うことで、選択したデータを素早く削除することができます。

Windows/Macの両方で使えるショートカットを紹介していますので、お使いのデバイスに合ったキーをご利用ください。

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エクセルで選択範囲を削除するショートカット

ショートカットを使って選択範囲内のセルを削除する方法を紹介します。

削除したいセルを選択してある状態

削除したいセル(例:B4:D4)を選択します。マウスでドラッグして選択してもいいですが、Shift + 矢印キーでも範囲選択が可能です。

エクセルで選択範囲を削除するショートカットは、Ctrl + -(マイナス)です。

左方向にシフト

「削除」ダイアログボックスが表示されます。データを削除した後、セルをどの方向にずらすかを選択します。矢印キーで削除方法(例:左方向にシフト)を選択し、Enterキーを押します。

左方向にシフトした場合

以上で選択範囲内のセルを削除できました。セルを詰める方向によって、消え方が異なります。詳しくは本記事「削除後にセルを詰める方向の違いについて」セクションをご覧ください。

Macで選択範囲を削除するショートカット

Macで選択範囲を削除するショートカット

Macで選択範囲を削除するショートカットは、command + -(マイナス)です。

controlキーでも同じ操作ができる

また、control + -(マイナス)でも選択範囲を削除できます。

commandキーが上手く反応しない場合は、こちらのショートカットをお使いください。

削除後にセルを詰める方向の違いについて

削除ダイアログボックス

ショートカットキーを押してデータを削除しようとすると、上の画像のような「削除」ダイアログボックスが表示されます。

このダイアログボックスでは、「データを削除した後、セルをどの方向に詰めるか」を選択することができます。

削除したいセルを選択してある状態

文字だけではピンとこないかと思いますので、以下では実際に「左方向にシフト」「上方向にシフト」「行全体」「列全体」をそれぞれ選択したとき、どのようにセルが詰まるのかを画像付きで解説していきます。

ここでは例として、B4:D4セルを選択して削除します。

左方向にシフト

左方向にシフト

選択範囲を削除する際、左方向にシフトを選択してみます。

左方向にシフトした場合

選択したセル(例:B4:D4)が削除され、左方向にセルが詰まりました。

上方向にシフト

上方向にシフト

選択範囲を削除する際、上方向にシフトを選択してみます。

上方向にシフトした場合

選択したセル(例:B4:D4)が削除され、上方向にセルが詰まりました。

行全体

行全体

選択範囲を削除する際、行全体を選択してみます。

行全体を選択した場合

選択したセル(例:B4:D4)を含む行全体が削除されました。

列全体

列全体

選択範囲を削除する際、列全体を選択してみます。

列全体を選択した場合

選択したセル(例:B4:D4)を含む列全体が削除されました。

選択範囲のみを削除したい場合、「行全体」と「列全体」は選択しないようにしましょう。