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無料で使えるTeamsのアプリ版とWeb版の違い
オンライン会議やリモートワークが当たり前に行われるようになり、MicrosoftのTeamsは多くの企業や学校で活用されています。
Teamsにはアプリ版とWeb版がありますが、どちらを使えばいいのか迷う人も多くいると思います。
この記事では、無料で使えるTeamsのアプリ版とWeb版の違いについてご紹介します。
Teamsのアプリ版とは
Teamsのアプリ版とは、インストールする必要があるTeamsのアプリケーションのことです。
デスクトップ版とモバイル版のアプリが用意されており、どちらも無料で利用できます。
インストールするとパソコンのデスクトップ上やスマホのホーム画面上に専用のアプリケーションが表示されます。
Teamsアプリのデスクトップ版とモバイル版のインストール方法については以下の記事で説明しています。
Teamsをインストールする方法(デスクトップ版/スマホアプリ版)
TeamsのWeb版とは
TeamsのWeb版とは、インストールする必要がなくWebブラウザ上で利用できるTeamsのことです。
Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザにアクセスし、インターネットに接続した状態で利用します。
サインインするだけでどこでも無料でTeamsを利用することができます。
以下の記事の「Web版にログインする方法」セクションで、Web版のTeamsにサインインする方法を説明しています。
TeamsのWebブラウザ版とは?ログイン方法とアプリ版との違い
無料で使えるTeamsのアプリ版とWeb版の違い
無料のTeamsのアプリ版とWeb版の違いについてご紹介します。
アプリ版とWeb版の違いを以下の表にまとめました。
項目 | アプリ版 | Web版 |
---|---|---|
料金 | 無料 | 無料 |
インストール | 必要 | 不要 |
オフライン | × | × |
ファイルストレージ | PCやスマホの容量 | ファイル添付:2GB 組織での共有ストレージ:5GB |
利用方法 | アプリを起動して利用する | ブラウザから利用する |
アプリ版はインストールが必要で、データはパソコンやスマホなどの端末本体に保存されます。パソコンの容量を空けておきたい場合はWeb版の利用をおすすめします。
Web版はインストールが不要で、個人のチャットやチームでのファイル添付は2GBまで、組織全体の共有ストレージ容量は5GBまでとなっています。
以下の「機能の違い」セクションでは、無料のTeamsのアプリ版とWeb版の機能面の違いについて説明しています。
機能の違い
アプリ版とWeb版の機能面の違いを以下の表にまとめました。
項目 | アプリ版 | Web版 |
---|---|---|
チャット | ○ | ○ |
ビデオ会議 | ○ | ○ |
画面共有 | ○ | ○ |
ユーザーの招待 | ○ | ○ |
ライブキャプション | ○ | ○ |
画面共有 | ○ | ○ |
ファイル共有 | ○ | ○ |
通知設定 | ○ | ○ |
背景のぼかし | ○ | × |
背景の変更 | ○ | × |
テスト通話 | × | × |
ホワイトボード | × | × |
ほとんどの機能は共通ですが、Web版では一部機能が制限されています。
Web版では、テレビ会議時の背景のぼかしや背景の変更はできません。
背景のぼかしは自宅やオフィスの周囲の情報を表示させないようにするためのもので、プライバシーを保護することができます。
テレビ会議が多い方やあまり個人情報を晒したくないという方は、アプリ版を利用することをおすすめします。
なお、会議の録画や会議の予約は有料版でのみ可能です。
以下の記事の「無料版と有料版との違い」セクションでは、Teamsの無料版と有料版の違いについて説明しています。
無料で利用できる?Microsoft Teamsの無料版と有料版の違い
ただし、紹介した無料版は古く、会議時間やファイルストレージなどが一部変更されています。
以前の無料版と新しい無料版の違いについては、以下の記事の「無料版(クラッシック)と新しい無料版の違い」セクションでご確認ください。