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ワードで矢印キーを使ったショートカット

この記事では、ワードで矢印キーを使った便利なショートカットを紹介します。

「↑、↓、←、→」のキーを上手く活用することで、簡単に文字列を選択できたり、表の行や列を選択することができます。

矢印キーと関連付けることで、よりショートカットを覚えやすくなります。繰り返し使って作業の効率アップを図りましょう。

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ワードで矢印キーを使ったショートカット

矢印キーを使ったワードのショートカットを用途別に表形式でまとめました。

表の「説明文」にある青い文はクリックでき、該当するショートカットの記事にアクセスすることができます。ショートカットの詳細を知りたいときに役立ててください。

移動・選択するショートカット

Wordで矢印キーを使う移動・選択のショートカット

段落全体を選択したり、段落間を移動する際は、マウスを使うよりもショートカットを使った方が効率的です。

以下では、Windows版ワードで使える矢印キーのショートカット(移動/選択)をまとめています。

説明文ショートカットキー分類
1文字分上下左右に移動します↑、↓、←、→移動
1単語分左右に移動しますCtrl + ←、→移動
1つ上の段落に移動しますCtrl + ↑移動
1つ下の段落に移動しますCtrl + ↓移動
選択範囲を上下左右に拡張しますShift + ↑、↓、←、→選択
1単語ずつ左右に選択範囲を拡張しますCtrl + Shift + ←、→選択
段落の先頭まで選択しますCtrl + Shift + ↑選択
段落の末尾まで選択しますCtrl + Shift + ↓選択
セルを上下左右に移動します↑、↓、←、→
上下左右にセルの選択範囲を拡張しますShift + ↑、↓、←、→

Macを利用している場合は、以下の表をご覧ください。Mac版ワードでは、矢印キーを使って行の先頭/末尾まで選択することができます。

説明文ショートカットキー分類
1文字分上下左右に移動します↑、↓、←、→移動
行の先頭に移動しますcommand + ←移動
行の末尾に移動しますcommand + →移動
1単語分左右に移動しますoption + ←、→移動
1つ上の段落に移動しますcommand + ↑移動
1つ下の段落に移動しますcommand + ↓移動
選択範囲を上下左右に拡張しますshift + ↑、↓、←、→選択
1単語ずつ左右に選択範囲を拡張しますshift + option + ←、→選択
段落の先頭まで選択しますcommand + shift + ↑選択
段落の末尾まで選択しますcommand + shift + ↓選択
行の先頭まで選択しますcommand + shift + ←選択
行の末尾まで選択しますcommand + shift + →選択
セルを上下左右に移動します↑、↓、←、→
上下左右にセルの選択範囲を拡張しますshift + ↑、↓、←、→

アウトライン表示で使えるショートカット

Wordで矢印キーを使うアウトライン表示に関するショートカット

ワードのアウトライン表示とは、段落に設定した見出しを階層的に表示する機能のことを指します。

アウトライン表示で段落のレベルを上げたり、段落を移動する際は矢印キーを使用します。以下の表で確認しておきましょう。

説明文ショートカットキー分類
アウトライン表示で段落のレベルを1つ上げますAlt + Shift + ←アウトライン
アウトライン表示で段落のレベルを1つ下げますAlt + Shift + → アウトライン
アウトライン表示で段落を1つ上に移動しますAlt + Shift + ↑アウトライン
アウトライン表示で段落を1つ下に移動しますAlt + Shift + ↓アウトライン

Macを使用している場合は以下の表をご覧ください。MacにはAltキーがありませんので、代わりにcontrolキーを使用します。

説明文ショートカットキー分類
アウトライン表示で段落のレベルを1つ上げますcontrol + shift + ←アウトライン
アウトライン表示で段落のレベルを1つ下げますcontrol + shift + →アウトライン
アウトライン表示で段落を1つ上に移動しますcontrol + shift + ↑アウトライン
アウトライン表示で段落を1つ下に移動しますcontrol + shift + ↓アウトライン

図形を回転するショートカット

Wordで矢印キーを使う図形を回転するショートカット

文書に挿入した図形を回転するには、図形を選択したうえで、上部にある回転マークを左右にドラッグする必要があります。

直感的に操作できるのは良いところですが、例えば「90度回転させたい」となったときに、自分で細かく調整しなければならないのが不便なところです。

しかし、以下のショートカットを使えば、15度ずつ図形を回転させることができます。

図形を選択してキーを押すだけなので簡単です。ぜひ試してみてください。

説明文ショートカットキー分類
図形選択時に図形を15度ずつ左回転させますAlt + ←図形
図形選択時に図形を15度ずつ右回転させますAlt + →図形

Macを使用している場合は、以下の表をご覧ください。

説明文ショートカットキー分類
図形選択時に図形を15度ずつ左回転させますoption + ←図形
図形選択時に図形を15度ずつ右回転させますoption + →図形