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Kingsoft(キングソフト)のOffice互換ソフト情報まとめ
「Microsoft WordやExcelなどを使いたいけれど、高い。もっと手頃なオフィスドキュメント作成ソフトを探したい。」と思うことはありませんか?この記事ではOffice互換ソフト売上No.1のキングソフト株式会社のOffice互換ソフトについてご紹介します。
KingsoftのOffice互換ソフトについて
キングソフト株式会社が提供するオフィススイート(オフィス業務に必要なソフト一式)には、Kingsoft Office(キングソフトオフィス)とWPS Office(ダブリューピーエスオフィス)があります。
WPS Officeは2005年にワープロソフト「Word Process System」から一文字ずつ名前をとり、Office互換ソフトとしてリリースされました。
日本語版では2007年から「Kingsoft Office(キングソフトオフィス)」の名称で販売されてきましたが、2016年にグローバルブランド名である「WPS Office」に名称変更されました。
Kingsoft Officeについて
Kingsoft Officeには、「Writer(文章作成)」、「Spreadsheets(表計算)」、「Presentation(スライド作成)」があり、それぞれWord、Excel、PowerPointと互換性があります。
製品は2016年版が最終となり、サポート期間も2019年6月28日で終了しました。Kingsoft Officeのソフト名や機能はWPS Officeに引き継がれています。
Kingsoft Office | WPS Office | |
---|---|---|
日本語版販売開始 | 2007年 | 2016年 |
Officeソフト | Writer(文章作成) Spreadsheets(表計算) Presentation(スライド作成) | Writer(文章作成) Spreadsheets(表計算) Presentation(スライド作成) |
サポート期間 | ~2019年6月28日 | 現在もサポート対象 |
再インストール方法
Kingsoft Officeはサポート期間が2019年6月28日で終了しており、再インストールはできなくなっているようです。
また、Kingsoft OfficeからWPS Officeへの無償移行期間も2017年12月31日で終了しているため、WPS Officeを利用するためには製品版の購入が必要になります。
手元のシリアル番号でダウンロード可能な場合は、キングソフト公式サイトWPS製品ダウンロードにシリアルコードを入力すると、ダウンロード可能な最新版が表示されます。
2020年9月17日現在は、WPS Officeを新規購入した場合を対象に、2020年12月25日までの期間限定でWPS Office 2への無償アップデートが行われています。
WPS Office とは?
WPS Officeは、日本においてはKingsoft Officeの後継にあたるソフトです。
「Writer(文章作成)」、「Spreadsheets(表計算)」、「Presentation(スライド作成)」があり、それぞれWord、Excel、PowerPointと互換性があります。
WPS Officeについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。
評判について
WPS Officeの評判については、下記の記事の「評判について」をご参照ください。
Microsoft Officeとの違いと互換性
WPS Officeとマイクロソフトの違いについては、下記の記事をご覧ください。
WPS Officeとは?マイクロソフトオフィスとの違いや互換性など情報
価格について
WPS Officeは、2020年6月にWPS Office 2へとメジャーアップデートしました。2020年9月17日現在、WPS OfficeとWPS Office 2が一部並行して販売されています。
WPS Officeのなかでもっとも人気が高い「Standard Edition」は、2020年9月17日現在、Amazonでは以下の価格で販売されています。
WPS Office | WPS Office 2 | |
---|---|---|
パッケージ版 (DVD-ROM版) | ¥5,544(税込) | ¥5,164(税込) |
メジャーアップデートの内容は、下記記事の「WPS Office 2の種類」にございます。
「Standard Edition」については、下記記事に詳細がございます。
WPS Office Standard Editionとは?価格や互換性などの情報
なお、価格は時期によって変動する場合がございますので、詳しくは以下のセクションをご覧ください。
各モールで「WPS Office 2 Standard Edition」の価格を見る
ダウンロード/インストールする方法
下記の記事「インストール方法」をご覧ください。
WPS Officeとは?マイクロソフトオフィスとの違いや互換性など情報
安全性について
「ダウンロードしようとしたら、ウイルス対策ソフトにマルウェアと警告を受けた」などWPS Officeの安全性について気になる方もいるかと思います。ウイルス対策ソフトによっては「ダイアログボックス」を表示するアプリケーションをマルウェアとみなすものもあるようです。
WPS Officeの安全性については、下記の記事の「安全性」をご参照ください。
シリアルクラックについて
「Kingsoft Office シリアルクラック」「キングソフト シリアルクラック 無料」で検索される方もいるようです。
クラックソフトを使いシリアル番号を偽造したり、シリアル番号を入力せずに製品版を使うことは、ライセンス違反となります。キングソフトのトラブル対応などのサポートを受けることができません。
また、ネット上のクラックソフトをダウンロードすることは、マルウェアやウイルスに侵入される可能性が高く危険です。ウイルスに感染するだけでなく、ウイルスの巣となり感染源になる可能性もあります。
パソコンでMicrosoft Wordなどを無料で編集したい場合には、他のオフィススイートを検討されることをお勧めします。
無料でMicrosoft Wordなどを編集したい場合には
インターネット環境があればMicrosoft Office Onlineを利用することができます。Microsoft Office Onlineについては、下記の記事をご覧ください。
無料で使えるMicrosoft Office Onlineの特徴と使い方
常時インターネットに接続するのが難しい場合には、LibreOfficeなどのフリーオフィススイートもあります。LibreOfficeについては、下記の記事をご覧ください。